阪神は8月12日、マツダスタジアムで行われた広島戦に2-9で敗れ、連勝が2でストップ。藤川球児監督(45)は佐藤輝明と中野拓夢を同時にスタメンから外す異例采配を実施し、前川を初の4番に起用。先発の大竹が4回0/3で7失点、投手陣全体で15被安打と崩れ、今季ワースト失点を記録。優勝マジック「28」は据え置き。近藤・森下・大山らにも日替わり休養を与える“球児流マネジメント”を継続し、首位をキープしながら主力温存を図っている。
主力温存を掲げた戦略は、短期的には痛手を伴っても、長期戦を見据えた意図があるのは明らかだ。ただし、相手が本気で勝ちに来る公式戦で看板選手を外すことは、観客やスポンサーの期待を裏切る危険もある。問題は、勝利と選手保護のバランスをどう取るかだ。解決のためには、①休養日の事前周知でファンの理解を得る、②控え選手の実戦力を底上げして“代役でも勝てる”体制を築く、③データに基づく休養スケジュールの最適化が必要だ。勝ち続けてこそ、温存策は説得力を持つ。もし連敗が続けば、理論は理屈倒れに終わる。勝利を手放さずに守る采配こそ、本物のマネジメントだ。
ネットからのコメント
1、大谷、ベッツ、フリーマンだって、毎試合揃って出てるわけじゃない。ましてや阪神は上位5人が固定枠。夏場に交代で休んだっていい。でも、NPBでは、このようなマネジメントはあまりなかった。
そして阪神は、13.5ゲーム差を逆転された過去があった。だから、これは藤川監督のチャレンジ。このマネジメントで勝ったら、批判も過去も払拭できる。
2、サトテルを休養させての4番が前川選手というのは、驚きと共に新鮮でしたね。床田投手との好相性がそうさせたたのか、4番抜擢に委縮することなく、意気に感じて、良いバッティングを見せてくれましたね。あと、久々スタメンの木浪選手も、満塁で回ってくる運の良さも健在で、神通力が消えることなく、今回も押し出しフォアボールを選んでくれました。ここまでは、阪神ペースだったんですがね。。大竹投手があそこまで打ち込まれたんじゃ仕方ないですね。広島側にしても、いつまでもやられっぱなしじゃ、プロとして不甲斐ないと意地もあるでしょうしね。右打者をズラッと揃えたのも功を奏した感じなのでしょうか。また、気持ちを切り替えて、今日からですね。
3、負けたら悲観的になるのは仕方ないきちんと休養させて週末勝てばいい。昨日は大竹が打ち込まれてしまったからさすがにキツい展開です。私だってテル見たかったけど、怪我されたり疲れ溜まって打撃崩すよりは適度に休ませて戦ってくれたらそれでよい。
4、意見が分かれるとこなのだが。決して安くないチケットを手に入れて、スケジュールを調整して観戦に来ている観客もすくなくないはず。スター選手の活躍を見たいファンも多い。必ず勝ちゲームになるとは限らないが、やはりチームとしてベストなメンバーで戦って欲しいのが本音だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de3e229119b6a1f86f6c7d7644b16eccacfb0742,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]