事件概要:2025年8月8日、兵庫県で「ナガエツルノゲイトウ」に対する対策会議が開かれ、県の取り組みが強化されることとなった。この南米原産の水草は、その繁殖力が非常に強く、農業や環境に深刻な影響を与えている。特に、田畑や水田で繁殖し、作物を覆い育成不良を引き起こすほか、水路を塞ぎ、農作物の成長にも影響を与えている。すでに25都府県に広がり、増水時に洪水のリスクを高める原因ともなっている。
農林水産省の調査によると、その被害規模は拡大中。専門家は環境に優しい除草剤の開発を進めている。
コメント:ナガエツルノゲイトウの急速な拡大は、農業だけでなく、地域の安全にも影響を及ぼしており、その深刻さは一刻も早く対応を迫られています。現状を見れば、各自治体の対策は遅れをとっており、根絶への道のりは厳しい状況にあります。これ以上の被害拡大を防ぐためには、以下の施策が必要です。まず、全国規模での連携強化が必須です。特定外来生物の監視を強化し、各地での情報交換や対策方法を共有する必要があります。次に、科学技術を駆使した除草剤の開発と、環境への配慮を徹底した対応策が求められます。さらに、農家への支援強化と、除去作業の負担軽減を進めることが急務です。このような対策を総力を挙げて進めなければ、農業や地域社会にさらなる被害が及ぶことは避けられません。
ネットからのコメント
1、この水草の特徴は、乾燥にも強い事です。畑などの陸上でも生育できる。特に、日当たりの良い水辺では大繁殖し、群落を作ってしまう。直根が50cm以上の深さにもなるので、地上部分を刈り取っても、根から再生するので、根本から駆除が必要。茎はちぎれやすいので、水の流れで他の場所に運ばれ、そこで大繁殖するという、手に負えない状況となる。「特定外来生物」に指定されているので、生きた個体の保管、運搬、放出等が禁止されている。ボランティアなどで駆除を行う場合も、運搬時の拡散に注意しなければならない。今では、全世界的に広がっているので、かなり悩ましい問題です。
2、そんなすごい繁殖力の植物があるなら、逆の発想で、植物の育たない砂漠地帯や食料不足のエリアで繁殖させて緑を増やしたり、別の惑星・衛星での繁殖実験に役立ててもらいたい
3、今の農業は異常高温で打撃、資材高騰で打撃、大雨洪水で打撃、外来種で打撃、輸入品との競合で打撃等、これでもかって位大変な業種ですね車産業や半導体、機械などそういった儲かる業種を支えるのも大切だけど人間食うもの無ければそもそも生きていけないですし、そうなものを外国に依存して尻尾掴まれるような状況は危険なので食の安定&価格の安定の為もう少し国は農業を支援するべきではないのでしょうか?
4、機械除草はするな、除草剤を使え、手で剥ぎ抜けという防除の指示がある上、見つけたら110番じゃないけど、県などに通報せよという非常事態ですか…やばい水草のようです。水田によく出没するそうで、花も咲く。形も含めて知識普及が第一ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b67b72dab71495d3bff8dfd6de652c274518462c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]