長崎市の平和公園で9日、平和祈念式典が行われ、ウクライナ侵攻を続ける核保有国ロシアの代表が2021年以来4年ぶりに参列しました。また、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を背景に、イスラエルの代表も今年は招待され、式典に出席しました。市は2022年以降、ウクライナ侵攻を始めたロシアとその支援国ベラルーシを招待していませんでしたが、今年は157の国・地域に招待状を送る方針を採りました。
参加した被爆者たちは、ロシアの参列に複雑な思いを抱きながらも、原爆の実相を伝える重要性を訴えました。ロシアの参列に賛否が分かれ、ウクライナから避難してきたアナスタシアさんは、「ロシアが参列するのはおかしい」と感情を表明しました。
長崎市の平和祈念式典に参列したロシアの代表に対し、被爆者たちは複雑な心情を抱いています。原爆の実相を学んでほしいという期待と、ウクライナ侵攻中に参列することに対する憤りが入り混じっている状況です。特に、戦争が続く中でロシアの参列が許されることに疑問の声が上がっており、これに対して強い反発を感じる被爆者も少なくありません。ロシアの参列が、果たして平和のメッセージとして伝わるのか疑問視されています。
ネットからのコメント
1、招待した長崎も、それに応えたロシアにも、まずは評価しても良いのではと思います。
悪魔の兵器を使ったらどうなるか、世界に知ってもらうのも、この式典の目的の一つだと思います。様々な国に拡散されれば、目的の一つは完遂と考えましょう
2、どの国であっても、大使や公使に罪はない。声を掛けて参加してくれるだけ、まだマシだと思います。人の心が残っていると思います。多くの国や地域に、そこに住む人たちに、政治家に、戦争の、原爆の悲惨さと愚かさを伝えることができれば、それでいいです。
3、招待した長崎を評価したい。戦争してるから避けるんじゃなく、だからこそ呼ぶべき。ロシアはスットボケで来てるのかも知れないが、参加したロシア側の関係者は何か思う所があったかも知れない。地道過ぎるが、少しづつ広げる必要があること。核爆弾を投下したアメリカ人でさい、最近は爆弾投下に疑問を持つ人が増えてきている。生き物のほとんどが争う様に、出来ている。本能だから止められない。理性で押し留めることは難しいのだが、地道に呼びかけていくことは必要。日本がそれをしなくなったら、誰も呼びかける人は居なくなる。意味があり、日本がやるべきことなんだと思う。
4、核廃棄を説得する人は中立でないといけない、まず、現状認識すべき。核保有国にはそれぞれ核廃棄出来ない事情がある。西側に聞けば、露、中、北、インド、パキスタンが廃棄するなら応じる可能性がある、その逆も真なりと思う。核廃棄の条件提示にさえ応じない国を説得する必要がある。核廃棄を漫然と謳うのではなく、条件闘争迄踏み込むべきだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9534f78bc88af599a5faedc0074f94d1741dc8e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]