ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領が提案したロシアとの停戦交渉における領土交換案について、8月9日に強く否定しました。トランプ大統領は8日に、ロシアとウクライナの停戦交渉で「双方の利益になるように領土が交換されるだろう」と発言。これにより、ロシアが占領しているウクライナの東部ドンバス地方と南部クリミア半島をロシア側に引き渡し、その代わりにウクライナは南部のザポリージャ州とヘルソン州から撤退する可能性が示唆されました。
ゼレンスキー大統領は9日に、この提案に対し「占領者に土地を譲るつもりはない」と反論し、ウクライナを除外した米ロ首脳会談を「空虚な解決策」と批判しました。
ゼレンスキー大統領の発言からは、ウクライナにとって自国領土を守ることが最優先であり、対話にはウクライナ自身の立場が反映されるべきだという強い意思が見て取れます。
ネットからのコメント
1、「領土を割譲する条件での停戦には応じない」これ自体、ごく当然の主張かつ、議論の余地のないことだけに、ウクライナの大統領がそういい世論がそれを支持するのであれば、アメリカにも何も言えないことだろう。この戦争は持久戦の様相になってきてる。侵略者ロシアは経済的に、一杯一杯なので今、もっともいい条件で停戦したいってのが本音でしょう。ウクライナは何年か持ちこたえれば良いだけになってきてる。
NATO諸国が増やした軍事費で支援を継続することが出来れば、自動的にロシアの継戦能力が切れて、その時にも支援が継続してればウクライナが圧倒的に優位に立つことになる。いま本気のロシアは1年経っても0.5%しか拡張できてない。その本気も1年も続かない経済状況だしな。
2、過去にアフガンでも同じようなことがあった。ソ連が圧倒的な軍事力でアフガンに侵攻したが、アフガンの抵抗にあい、結局10年後に手を引いた。その間にソ連は軍事負担が嵩み、経済が弱体化し、ソ連崩壊につながった。ウクライナは欧州の支援もありアフガンよりも強い。ロシアが撤退するまで、10年はかからないだろう。その後のロシアがどうなるか、見ものだ。
3、いかなる理由があろうと、自国の領土を他国に土地を譲ることはあり得ません。そんなことを認めれば、適当な理由を付けて侵略する方が得をすることになります。武力が強い大きな国のやりたい放題になります。特に、国連の拒否権があるアメリカ、中国、ロシア、フランス、イギリスの5カ国は何をしても大丈夫だという特権を得たようなものです。
4、ウクライナもロシアを押し返す事は出来なくとも盛んにボディーブローを効かせて居るところですからロシアの体力も少しずつでは有るが消耗しつつある訳ですのでトランプさんのいい加減なお節介等は誰も喜ばないでしょう。ロシアの体力が削がれて行く事は世界の上位国はほぼ全ての国が歓迎しておるところでしょう。お節介なら支援を強化してロシアの弱体化を応援した方が好ましい事でしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/89c7d66ea039cf0654d81814b6c8b9e5dcce7697,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]