事件概要:2025年8月3日、南アフリカ・リンポポ州の農場で、アメリカ・テキサス州ダラス出身の59歳男性がトロフィーハンティング中に死亡した。男性はバッファローを追っていた際、反撃に遭い命を落とした。男性の胸部と腹部には傷があり、近くには撃たれたバッファローの死体が横たわっていた。南アフリカのバッファローは最大800キロに達し、アフリカの「ビッグファイブ」の一部とされる。
狩猟観光は年間1億6900万ドル(約249億円)を南アフリカにもたらしており、外国人ハンターの多くは米国の裕福な退職者で、1回の訪問に平均約482万円を費やしている。
コメント:この事件は、トロフィーハンティングが引き起こす危険性とその倫理的問題に対して改めて疑問を投げかける。狩猟が「娯楽」として行われる現状は、動物の命を軽視しており、特に絶滅危惧種が含まれる「ビッグファイブ」をターゲットにすることが問題だ。野生動物の保護活動や観光業が進展している中、なぜこのような活動が続けられるのか。法律や規制は強化されるべきで、具体的には、トロフィーハンティングに対する厳格な制限や、より透明なモニタリング体制の確立が急務だ。また、バッファローのように反撃能力が高い動物を対象にするのは、自殺的な行為ともいえる。
人間のエゴと無知からくる行動が引き起こす悲劇に対し、野生動物を守るための強い意志が求められる。
ネットからのコメント
1、命を繋ぐための食としてなら話は別だけれど、ただの趣味で命を奪われる立場の動物たちなのだから狩る側が反撃されて命失ってもしかたないね
2、娯楽目的の動物狩りなど本当に気分が悪い。自分を何だと思っているのか。自分が狩られてみてほしい。動物たちのほうがよっぽど尊い。
3、トロフィーハンターなどと悦にいっているが、高性能ライフルで安全な場所から動物を撃って、剥製を飾る悪趣味な娯楽害獣駆除とかの必要な狩猟ではなく、観光狩猟の為に飼育される動物も多い
4、この記事の以前よりずっと感じていたが「トロフィーハンティング」なる行為はおよそ人間の趣味の中で最も悪趣味極まりないものである。南アフリカの外貨獲得産業のひとつになっているのだろうが、もっとまともな産業を育てていくべきで、こうした行為に興じる悪趣味人は世界から非難しなければならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2f8fcc7d9f76dfe29c74b965f9671555f4004c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]