有田町の松尾佳昭町長(52歳)は出張先で泥酔し、飲食店の女性従業員にセクハラ行為をしたとして辞意を表明していた。しかし、9月に起きたこの事件について町議会が問責決議を全会一致で可決したにもかかわらず、24日に「任期満了まで務め上げる」として辞意を撤回。さらに、3期目の出馬についても考えていると迷いを示した。この状況には、町政の混乱を避けたいという町長の責任感の欠如が指摘されている。

松尾町長の一連の行動は、公共の信頼を著しく損ねるものである。町議会が全会一致で問責決議を可決したにもかかわらず、辞意を撤回する姿勢は、政治家としての責任を完全に無視した行動といえる。制度自体がセクハラ行為を許容するものではないが、処罰が厳格でないために政治家が責任を逃れることがあるのは事実だ。まず、セクハラ行為に対する明確かつ厳しい処罰規定の再検討が必要である。次に、公職者が行動の倫理を欠く場合の迅速な解任制度の導入を検討すべきだ。さらに、町の透明性を向上させるために、市民が直接意見を述べられる場を設置し、民主的な意思決定プロセスを強化することも必要である。これらの改革がなされなければ、政治家の自己中心的な行動が続き、町の将来は危機にさらされ続けるだろう。より健全な政治環境を築くことが急務だ。
ネットからのコメント
1、コメダ珈琲だとか、牛丼の吉野屋とか、ラーメンの一風堂だとか、実は使われている器は佐賀県の有田焼です。松尾町長は元々全国区のポテンシャルを持つブランド力をさらに多角的に展開させた「やり手」。しかし、こんな形で「やり手」ぶりが知られてしまい、「有田焼ブランドに傷が付いてしまうのでは」と恐れているのが地元民の本音です。
2、タイミングの問題は有るけれど、このケースは内輪のプライベートなトラブルでは無いので悪質だと思います。まず、行政の利害関係者とお酒の入った宴席を催している事じたいが不信感を招き、しかもその利害関係者側から告発されているというのは、相当に常軌を逸した行為が有ったものと思われます。酔っていた事を鑑みたとしたら、相反して宴席じたいが単なる饗宴であり町長の出席がより不適切だったという事になります。軽度のハラスメントの類として、有耶無耶にすべきでは無いと思います。
3、この町の場合は来年4月に町長・議員が同日に任期満了だからそのまま任期満了まではやるのがいいでしょ。辞職して2ヶ月ずれで町長、町議会選挙連続とかはお金の無駄だし。
これで次の選挙再選目指して出馬しますとかいいだしたら話は変わってくるけど。
4、町長選と町議選は4月12日投開票になり、町長選を先にやれば1500万円余計にかかるそうな。別に町長には今辞めて貰っても代理者がいる。4月までこの町長に給与を支払う必要があるのか?4月まで居座れば在職日数で退職金も変わる。出直しをしようにも無理と考えれば、居座る事を選択したのかもしれません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6b5d2fd46e5d09f07fce5aa95d79855444d66b70,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]