15日午前10時15分、東京都杉並区のアパートで、家賃滞納者への強制立ち退きのため訪れた執行官らに対し、住人の40歳男性が刃物で襲撃。執行官は胸部、保証会社の業務員は背中を刺され、1人が意識不明の重体、もう1人は軽傷で病院搬送された。加害者は現場から逃げた後、500メートル離れた場所で逮捕され「刺したことを認める」と供述した。現場では火災も発生し、消防により鎮火された。静かな住宅街での突発的な事件に周囲は驚きと不安を隠せない状況だ。

執行制度の危険性が浮き彫りになった本件は、司法と社会に根深い課題を突き付けている。まず、強制執行はあくまで国が正当な裁判手続きを経て実行する公的業務であるにもかかわらず、抵抗や暴力行為がたびたび報道される現状は異常だ。この暴力は、個人の絶望感や追い詰められる心情から生じる類が多いが、それを防ぐ術がない制度的欠陥も問う必要がある。
まず考えられる改善案として、(1)強制執行時に警察官の事前同行を原則化、(2)執行対象者への心理的ケアを組み込む、それに加え(3)専用の避難場所を設けることで、双方の衝突を未然に防ぐ仕組み作りが急務だ。理不尽な暴力の無防備な現場放置は、社会の秩序に反する上記行為だ。迅速な対応のみが、正義の実行に課された責任を果たせる鍵となる。
ネットからのコメント
1、もう逃げられないと思って抵抗するために刺したのでしょう。逮捕された住人のように素直に応じない人など指示を無視して最終的に暴れるみたいな事は起こりうる話だと思うので、訪問する時は執行官と必ず付き添う警察の方がいないと危険ですね。危機管理体制をこれから見直さないと命がいくつあっても足りないと思います。
2、立ち退きをさせる時は、防刃ベストとヘルメット着用で訪れたほうが良いのではないでしょうか?真面目に仕事されている方々がこんな被害に遭ってしまうなんて。この方々は悪くないのに、、、最近は全てを人のせいにして命を奪おうとする人が増えているような気がします。
3、最終的に執行される時はその場で退去させられて、行く場所もないという人は自暴自棄になりますよね。怖いものはなく怒りだけが抑えられなくなればやりかねない。執行官も業者も仕事できちんと給与手当が出ていますのでやらなければならない仕事ですが安全な方法を考えるべきですね。
4、家賃を滞納し、法的手続きを経て強制執行に至った段階で、もはや「被害者」を装う余地はありません。裁判所の執行官と保証会社の担当者は、私怨ではなく法に基づいて職務を遂行していただけです。その相手に包丁と火を向ける行為は、社会的弱者どころか、単なる暴力犯罪者の振る舞いでしょう。生活が苦しい、追い詰められていた――そうした事情があったとしても、刃物で他人の命を脅かす理由には一切なりません。法を無視し、話し合いも拒み、最終的に暴力に逃げた時点で、同情の余地は完全に失われています。強制執行とは、社会の秩序を守るための最後の手段です。それを力で踏みにじろうとした今回の事件は、個人の問題ではなく、社会全体への挑戦と言ってもいい。職務中に命を危険にさらされた人々のためにも、厳正な処罰が必要だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc0a50d534d7dfff10aad59470c167168023542,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]