障害年金の支給判定を巡り、日本年金機構の職員が医師の判定結果を破棄し、別の医師に審査をやり直させていたことが発覚した。通常、医師による判定は担当医の専門知識と診断書に基づいて行われるべきだが、一部職員が記録を隠語で「紙折り」と呼び、意図的に破棄していた。この慣行は長期間にわたり継続され、内部統制や外部検証が行われない不透明な運用が判明した。結果として受給権を失った可能性のある障害者もいれば、不正受給への懸念も浮上している。問題の背景には、人手不足や審査基準の曖昧さがあり、厚生労働省の制度対応に疑問が生じている。

障害年金判定を巡るこの事例は、単なる職員の慣行に留まらず、制度全体の欠陥を浮き彫りにしています。医師の診断結果が職員によって覆されるという現象は、障害者にとっての公平性をどこまでも侵害するものであり、障害者や医療現場への不信感を深めかねません。
この異常事態の背景には、明らかに判定基準の曖昧さと現場の人員不足、さらに医師の報酬問題が絡んでいます。これは単なる「現場の慣例」の問題ではなく、厚生労働省や日本年金機構が制度設計を怠り続けてきた結果です。

解決策として、まずは判定プロセスの透明性と外部検証が可能な仕組みを整えるべきです。例えば、判定医の専門をより厳密に選定し、障害者の生活実態を複数の関係者で丁寧に調査する仕組みを導入すること。また、医師報酬を増額し、質の高い審査を担う医師を確保することが不可欠です。そして、障害者の声を政策決定に反映させ、障害年金の目的に忠実な運用を目指さなければなりません。現行のシステムを放置し続ければ、信頼はさらに損なわれ、社会全体が公平性を失う結果につながります。この問題は、国民全員が当事者意識を持って向き合うべき深刻な課題です。





ネットからのコメント
1、私の母親が50代で脳梗塞により左上下半身付随になり働く事が出来なくなりました。年金事務所に本人を連れて申請に行った時、窓口で申請する事はできませんと断られました。ちなみに母は身体障害手帳体肢体不自由の方で1級、20歳から病気になるまできちんと年金を納め続け漏れは無しです。2年後くらいに祖父が亡くなり年金を止めるため違う年金事務所に手続きで訪れた際にダメ元でもう一度窓口で聞いたところ申請の対象ですとなりました…。この記事を見ても年金事務所によって違うのはどうなのって感じでした。この一件からほんとに年金を納めるのが本当にバカらしくなり嫌になりました。
2、私のパートナーが重度の心臓病を持っているが、心臓移植を待つための機器を体に取り付けた事で、体の調子が良くなったという判定をされて障害者年金を受け取ることが出来なくなったしかし、世の中には生活保護なども、もっとハードな状況でも受け取れない人、逆に不自由なくてももらえている人もいる難しいことだとは思うが、判定をもっと頑張って欲しいのと、それだけでは限界があるので不当に貰っている人は我々のような人がいることをもっとわかって親身に感じてほしい行政に丸投げっていうのはなんでも無理があるからそれぞれがもっと良心をもってやってほしい
3、最近になって精神障がい者と関わる仕事をしているが、本当に人によって様々な特性があり、ものの数分でそれの可否を判断するというのはさすがに無理があると思う。障害年金をもらおうとする人は自らの障がいを受認出来ている人のはずで、そういう人には福祉士なり、人によっては就労支援事業者などの第三者の支援をすでに受けていると考えられるので、そういう人の意見書を添えるなど、それほどコストをかけずにやれることはあると思う。医師によってばらつきが出るのは仕方がないだろうし、それを前提でなるべくばらつきが少なくなるやり方を考えないと年金機構が良かれとはいえ勝手に判断を破棄するなどあってはならない。
4、年金事務所など役にたたない職員がわんさかいる何度か窓口で話したことがあるが、半分以上が信用できない話で、厳しく追及すると少しお待ちくださいと上司に相談に行き、結局こちらの主張が正しかったということになる。窓口職員がどんな権限で、どんな指示で働いているか?わからないが、信用せず自分で調べられところまで調べらた上で、絶対に主張を曲げないくらいの気持ちで窓口に行くことをすすめる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d048df767d731df832cf29dcf823751b88ca822,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]