落合博満氏は自身のYouTubeチャンネルで、ポスティングシステムを通じてメジャーリーグへの移籍を目指す選手たちについて意見を表明。彼は、観客動員数の増加など日米野球界の発展を喜ぶ一方で、ポスティングシステムが自らの権利と感じられる風潮には疑問を呈する。具体的には2025年の展望として、野球の人気が高まっていることや、アメリカを挑戦の場とする選手が増えている状況を好意的に受け止めるが、ポスティングを「勝ち取った権利」として扱うことへの懸念を示す。
また、同システムを認めていない球団も存在することに触れるなど、その利用の慎重さを求める姿勢を明らかにした。

落合氏のコメントは、ポスティングシステムの利用に対する警鐘を鳴らしています。選手がメジャーリーグへの挑戦を個人の権利と感じることには議論が必要です。課題は、制度が選手にとっての「特権」か「チャンス」なのか、明確な区別を示す必要性です。球団間でポスティングシステムの認識に差があることも、選手と組織間の関係性の不明瞭さを物語ります。まず、ポスティングの利点と欠点を明確にし、選手が制度を利用する際のガイドラインを整備すべきです。次に、関係する全ての球団と選手が十分な対話を行い、相互理解を深める機会を設けることが重要です。さらに、野球界全体でこのシステムについての教育を進め、選手の理解を促進することも必要です。
このような実行可能な案を通じ、現在の制度を単なる特権としてではなく、真に価値ある機会として活用することが求められます。現状を見つめ直し、社会全体がこの問題を正しく理解していくことが重要です。
ネットからのコメント
1、落合氏の仰る通りで、ポスティングはあくまでも球団側に権利があって選手側にあるものではない。何かここのヤフコメでも「出してやれば?」とか「選手の夢を壊すのか?」と言った的外れなコメントが散見されるがそうではないだろうと思うんですよね。ちょっと活躍したらすぐにメジャー希望とか「来季メジャー行きか?」みたいな記事が乱立するけど、果たしてそれで良いのかな?NPBとしての本音の部分、見解を是非とも一度聞いてみたいものです。それと恐らく落合さんは将来のNPBをかなり心配されていると思う。
2、ポスティングはまさにそう思う。特に上沢のように1年とかで帰ってくる場合、保有権はポスティング認めた元の球団にとりあえず置いとかないとと思う。規約とかでポスティングの年の年俸でオファーする権利を元の球団に与えるとかしないと。
元の球団がオファーしない場合は、選手が自由に移籍出来るようなルール作りしてもいいのでは?
3、これは落合さんが正論ですね、ポスティングは選手の権利ではない。しかも世間でポスティングを認めない球団が悪いみたいに言われることもある。近年だとその例が佐々木朗希選手でしたね、ロッテ球団にしたら何のために高い契約金もだしてドラフトで彼を獲ったんだって話だったと思う、だったらもうプロ志望届ださずに高校卒業してすぐアメリカに行けって事だった。
4、今のポスティングシステムは、見直しの必要がある。FAではなくポスティングの場合は、メジャー移籍前の球団以外は、3年間は日本球団に戻れない。など、制約を付けないとやりたい放題になってしまう。合法的とは言え、ルールの穴をつくような方法で稼ぐ選手を素直に応援は出来ないし、野球ファンの減少につながると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0475f9336f09542ad4a84ac0ab9c493fc062b7c3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]