10月13日、格闘技イベント「BreakingDown 18」の前日計量中に選手の竜が対戦相手の江口響から不意打ちの平手打ちを受け失神、その後くも膜下出血を発症し、試合は中止されました。竜は症状が悪化し、飛行機搭乗後に症状がさらに悪化したため、再検査でくも膜下出血が確認されました。現在、治療中で快方に向かっています。運営の溝口勇児COOは全責任を負うことを表明し、安全対策の見直しと選手のケアを進めることを誓約しました。

この事件は、安全管理の甘さを露呈しました。対戦選手に攻撃を予想して準備せよとは異常な要求です。運営は、選手の安全確保に大いなる責任があると理解するべきです。まず、会見や計量時の厳格なモニタリング制度を設け、万が一の事態に即応できる体制を整えるべきです。また、異常行動を取った選手への厳しいペナルティを明文化し、再発を防ぐ確固たる決意が必要です。イベント運営は、リアルを追求する余り選手の命を軽視したと批判されても仕方ありません。「覚悟」は観客と選手の命を犠牲にする免罪符ではありません。他のイベントと同様に安全第一を掲げ、批判を受け止め改善する柔軟さと責任を果たすことが求められます。

ネットからのコメント

1、＞批判は全部受ける。そこから逃げる気はない団体の代表なんだから、そんな事は当たり前でしょ。

オーディションでも試合前の会見でも手を出した時点で不合格、永久追放ぐらいの処分をしないとダメでしょ。オーディションでは乱闘しないと合格できない、試合前には煽らないと盛り上がらないみたいな風潮にしてる運営側にも責任はあると思うし。一番恐ろしいのはこのビンタしたシーンで、人が失神して倒れてるのに後ろで声を上げて大盛り上がりしてる連中。試合でKOしたのならわかるけど、試合前に不意打ちで攻撃して倒れて失神してるのを見て、はしゃげる神経がわからない。やっぱりこの興行は運営も含めてまともな人間がいないし、早く廃止した方がいいね。

2、人を殴ってくも膜下出血を起こさせたのならそれは暴行傷害。傷害罪は親告罪ではないので、傷害を受けた側が大丈夫だと言ったとしても逮捕される可能性のある案件です。これが演出だとすれば運営も共犯になる。なぜ警察が動かないのか不思議。一企業や学校などで起こしたら即解雇or即退学の問題でしょ。

3、相手を煽るのも含めて商売なのでしょうが、不特定多数の人に見せるものではないと思います。特に、こどもも見れるのは何とかして欲しいです。

人に見せて稼ぐ商売なら台本があるのでしょうが、もしもないとしたら大問題かと。また、仮にあったとしてあのような煽りを見せるのは、プロスポーツでないにしても、社会通念を逸してると思います。お願いですから、見せる対象を限定して欲しいです。

4、めちゃくちゃ当たり前のことを正義のように言っている。人によって正義は変わるけど、大多数から否定的な意見があるならそれは正しくないのではないかというのが社会通念だと思うけど。地下でやってる奴らは地下で良いのではないかって話なんだよな。更正が目的でもなく、煽って笑って乱闘を楽しむコンテンツなら尚更。前田日明さんがアウトサイダーを作った目的とはかけ離れているし。結果的にそこから見出だされた朝倉兄弟も大したことはなく、溝口さんは権力を使い、はみ出し者たちを飼っているみたいな印象ですね。