鈴木宗男参院議員は2023年10月26日にロシアを訪問し、モスクワでルデンコ外務次官らと面会しました。この訪問は、ロシアのウクライナ侵攻が続く中、北方領土元島民の墓参再開や早期停戦を求める目的があったとされています。ルデンコ氏は鈴木氏らの友好関係維持の重要性を認めつつ、日本が敵対政策を放棄し、対ロ制裁を解除することを交流再開の条件としました。
鈴木氏の訪ロは今回で侵攻後3回目であり、23年には所属していた日本維新の会に無断で渡航したことが問題視されました。日本政府はロシアへの渡航中止勧告を維持しつつ、国会議員の個人的な訪問にコメントを控える方針としています。

鈴木宗男議員のロシア訪問は顕著な問題を浮き彫りにしています。彼の外交姿勢は日本政府の立場と乖離し、国際情勢を無視した個人行動が許されるべきかについて深刻な問題を投げかけます。現行制度には、国会議員の海外活動に対する監視不足という欠陥が見受けられ、国家としての一貫性が損なわれる危険があると言えるでしょう。まず、議員の外国訪問に関して明確なガイドラインを作成し、党内の承認プロセスを義務付けるべきです。次に、国際的な協調を維持するための研修を実施し、議員の外交手腕を強化する措置を講じたり、最後に、国民に対する情報公開を促進し、透明性を高める必要があります。
このような動きなしに、議員個人の行動が国家の外交政策を左右することは許されず、国際社会の信頼を基盤に据えた外交が求められます。
ネットからのコメント
1、まだ議員できてること自体が謎。誰なんだ投票したの。選挙勝てなさそうだから、引退宣言したら当選してて即座に引退宣言撤回とか恥ずかしくてできないけどな。この方とかロシアに行って何を協議できるのでしょうか。そもそもなぜ税金で給料払わないといけなかわかりません。何を成し得たのでしょうか。
2、表向き、尊重しているように見せかけているだけ。安倍総理の時もそうだった。安倍総理がプーと面談して北方領土の返還を求めたところ、プーはロシアへ戻って、ロシア憲法に「外国と領土交渉をしてはならない。」という規定を追加した。今、ウクライナを侵略しているが、出来ればウクライナ全土を強奪したいと考えている。
3、トランプのせいでロシアがこのまま勝ちそうだが、日本は鈴木と一緒に勝ち馬に乗るべきではない。この戦争、ロシアは悪であり手伝った中国、北朝鮮、イランも同罪であり、国連等でその悪事を世界にアピールしていかなければならない。
日本は国益より正義を取るべき。
4、高市総理は、ロシア行く前に宗男を呼んで「政府の立場をしっかり説明してください」と釘をさしていたみたいですね。つまり過度なロシア擁護発言は、与党議員としてやるなよと。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2cb034a28950d83d1677c961e09ecb7574142400,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]