10月28日、東京・日野市の多摩動物公園でオオカミが脱走し、一時園内は騒然としました。年内最後の開園日、午前9時半に飼育員が通路を歩くオオカミを発見し、緊急的に臨時休園に。ヨーロッパオオカミのうち1頭が脱走し、来園者は園内の建物に避難、午後0時半には避難者が出てくるまで待機しました。その後、午後2時半ごろ職員がオオカミを包囲して麻酔で眠らせ、無事捕獲。
けが人の情報はなく、多摩動物公園は来園者へ謝罪しました。

今回の事件は、動物園の安全管理体制の重大な欠陥を露呈しました。動物の脱走は来園者の安全を脅かす重大な問題であり、このような事態が発生したことは異常です。制度の欠陥として、動物檻の設備の老朽化やスタッフの監視体制の不備が考えられます。解決策として、まず施設の安全設備を最新の状態にアップグレードし、監視システムを導入して継続的な動物の動きを監視することが必要です。また、スタッフの教育を強化し、緊急事態への迅速な対応を確立することが求められます。動物園は、来園者に安心して楽しんでもらえる場であるべきであり、このような出来事が再発しないよう、徹底した改善を期待します。多摩動物公園は地域の観光資源としての役割だけでなく、安全と信頼を提供する責務があります。
ネットからのコメント
1、上野動物園や井の頭自然文化園などと並んで都内でも来場者の多い多摩動物公園、年末で家族連れも多く、オオカミの脱走には、みなさん一様に驚かれたのではないでしょうか。ただ職員の対応が早く、来園者を建物に避難させてから、麻酔で捕獲という流れはしっかりしてたと思います。開園後すぐに発覚したのもタイミング的に良かったかもしれません。幸いけが人もなく、楽しみにしてた人にとっては残念でしたが、安全第一の判断は正しかったと感じます。
2、ケガ人が出なくて、無事に確保されて良かった。麻酔を使った様だが、狼側にもケガなどは無かったのかね?肉食の猛獣だけど、飼育下に有る動物だからね。空腹に耐えかねて人を襲う熊とは、チョット違うと思う。逃げ出した狼は悪く無いね。管理者側に手抜きが有ったんだろうね。檻の扉を明けっ放しにしたとか、鍵を掛け忘れたとか、マニュアル通りの作業を怠った結果だと思う。そんな状態なら、狼に逃げて良いよって言っているようなものだね。狼は久しぶりに外界を楽しんだかもしれないね。
3、我が家のワンパク猫も玄関とその前に仕切が一つあり仕切を完全に閉めてからでないと玄関ドアを開けないようにしているがちょっとの隙を突かれ数回脱走に成功している。動物は二重三重の障壁を乗り越えようと日頃から目をキラキラ輝かせ人間が油断する隙を狙っている。
4、うっかりミスは必ず発生しますので、もしも人的ミスだとしても、それを責めるばかりでなく、防止するような仕組みづくりを行って行くことが肝要かと思います。避難から捕獲までの対応は他に類を見ないほど完璧だったような気がします。たいへんお疲れ様でした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96cb9e2149453b0f8f1cc30b861782625ceba1ff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]