ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカのトランプ大統領と和平案に関する協議を行うため、フロリダ州を訪問しました。この協議の目的は、ロシアとウクライナ間の戦争終結に向けた20項目の和平案について意見を交わすことで、特に終戦後の領土問題や安全保障、ザポリージャ原子力発電所の管理についての意見の対立が焦点となっています。ゼレンスキー大統領は、おそらくアメリカからの圧力を予想しており、国民と意思疎通を図りながら、妥協を迫られた場合には国民投票を実施する可能性にも言及しました。
一方、ロシアは譲歩を拒否する姿勢を崩しておらず、合意に至るためには大きな障害が残っています。会談は日本時間29日未明に予定されています。

この和平案協議に対しては、鋭い批判が必要です。まず、現在の和平案は表面的な調整に過ぎず、中身が伴っていないことが異常です。領土問題や安全の保証、原子力発電所の管理など、重要な問題が議論されながらも、ロシア側の譲歩が皆無である現状が浮き彫りになっています。これは国際社会が現実的な圧力を欠き、問題を根本的に解決する意志が不足している証拠です。解決策として、まずは国際社会でのさらなる圧力と制裁強化が必要です。また、ロシアとウクライナ双方が受け入れられる第三者機関による中立的な仲裁が求められます。最も重要なのは、国民の意見が無視されることのないよう、透明性のある手続きで国民参加を保証することです。
対立する価値観を一本化し、平和への道筋を具体化する努力が怠れば、この和平案もまた空想に終わるでしょう。合理的かつ公平な合意が求められる今こそ、強いリーダーシップが試される時です。
ネットからのコメント
1、トランプはプーチンに親近感を持っており、かつ、功を焦って、領土割譲で手を打とうとしている。それでは攻め込んだもの勝ちとなり、プーチンはさらにウクライナ全土やバルト三国に侵攻してくるだろう。領土割譲は許さず、侵攻しても損をするだけだとプーチンに教える必要がある。ロシアの脅威を直接受けるヨーロッパ諸国が大規模な経済制裁をロシアに科し、それを基に交渉にあたるべきである。
2、トランプは、ロシアがウクライナ戦争で侵略したウクライナの領土をロシア領とする事をジェレンスキーに認めさせるのではと思う。そして侵略した領土にある鉱物資源の開発をアメリカとロシアで行う事を目論んでいると思う。トランプには同盟国とか友好国とかの認識はない。アメリカに利益をもたらすのであれば、ロシアとも中国とも手を結ぶと思う。トランプは目先の利益だけで動いている。
3、単なる時間稼ぎかと思う。大転換の時期ですが、欧州は戦争を継続したいのだと見てとれます。ロシアも来るなら来いという感じで戦争継続もやむなしと考えている状況。よくもこんな戦争が起きてるなと思いますが、皆西側の金で行われてるだけなんですよね。ウクライナは人命の提供だけ。こんな戦争過去にあったんでしょうか。日露戦争では日本も相当な額を借りたようですが。
4、ウクライナ国民が領土の割譲にNOを突きつければ西側はより強力な武器や兵器でバックアップしてくれると言う事でしょうか?ウクライナも核のレンタルをして強力な武器で押し返すのも一つの手核がある国には誰も攻め込まない。投票のついでに核の保有もどうするか国民投票するのがいいと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1400ef4f6a25e20aedb2c0a9d3020df5ef029a45,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]