コメの平均販売価格は、2025年7月5日までの1週間に全国約1000店舗で調査され、5キロあたり3458円となった。前週から96円下落し、約1年半ぶりに3500円を下回った。3400円台となるのは、農林水産省が毎週データ公表を始めた2025年2月以降初めて。銘柄米は3521円、ブレンド米は3237円まで値下がりし、2025年産米の在庫過剰や新米シーズンを前に、さらなる下落が予想されている。

コメ価格の高騰で消費者を苦しめた状況から一転、ようやく価格低下の兆しが見えてきた。しかし、単純に「安くなった」と喜ぶだけでは問題の本質を見失う。短期間で価格が大きく揺れた背景には、生産量の見通し、流通在庫の管理、需給調整の難しさなど、農業政策と流通体制の弱さがある。食卓を支える主食だからこそ、市場任せの不安定な仕組みは見直されるべきだ。
必要なのは、①政府による在庫量や需要予測の精度向上、②生産者と消費者双方を守る価格調整制度の整備、③流通過程の透明化による過度な価格変動の防止である。安定供給を実現できる仕組みこそ、本当の意味で国民を守る政策だ。消費者の負担を放置し、農家の不安も解消できない制度では未来はない。食の安心とは、値段の上下ではなく、誰もが納得できる公平な仕組みから生まれる。
ネットからのコメント
1、普通に考えればわかるんだけど、どうせ安くなるんだから必要な分しか買わないって消費者思ってるから、その前で大きく安く出してもどうせ売れないからならそこそこ安くってやってるからじわじわ下がってるわけで。新米出たら、それより圧倒的に安くないとみんな新米しか買わないわけだから、処分したいなら、そのタイミングを想定した金額にして売らないと売れるわけないわね。国(農水省)がJAになんかしない限りこの方向でじわじわ下がって最後にドーンと下がるオチだと思います。ドーンと下がったら旧米買ってたべよ。だって昨年度ずっと旧米食べてて問題なかったしね。
2、5キロ3458円まで下がったとはいえ、多くの家庭からすれば「やっと少し下がった」という程度で、まだまだ高いと感じる人が多いと思います。食べ盛りの子どもがいる家庭や、お米を毎日食べる家庭では、この価格差でも家計への負担は小さくありません。物価が上がると生活はすぐ苦しくなるのに、政府の負担を和らげる対策は時間がかかると感じる人が多いのも事実でしょう。新米が本格的に出回れば、もう少し値下がりする可能性もありますが、消費者が安心して買える価格まで戻るかはまだ分かりません。数字だけを見て「安くなった」と喜ぶのではなく、実際に家計が楽になったと実感できる水準まで下がってほしいですね。
3、主食の米が悪徳業者による転売対象として狙われたのを放置した政府の罪は重い。そもそも、新米が流通し始める季節はほぼ一定だし、その時期を狙って米を囲い込めば値上がりするのは当然。また、かつては「米をどれだけ持っているか」で大名の権力の尺度にされていた程に文化的に根付いている主食の流通管理への対応が遅いのは大問題。
政府は悪徳業者に対して弱みを握られているのでは?また、一体悪徳業者はどこの国から来たんだ?政府の対応の遅さが余りにも不自然過ぎた。
4、ブレンド米は大体税抜き2700円ぐらいで売られているのがチラホラ見えてきているが、どの年代の米を配合しているのか不明なので買う気が起きない。たぶん倉庫に溜めこんでいる米なんだろうけど、配合に対して不信感が出るって事はそれだけ米卸業者に対して不信に思われている結果だと思う。銘柄米も生産地を選ばなければ税抜き3000円切っているものも出てきているので、もう少しすれば税抜きか税込みでも2500円台で買える物も増えてきそうだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/051c30f836263ff626d0cb6ba0729211647b00b8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]