事件概要:2025年8月12日、漫画家の倉田真由美氏はX(旧ツイッター)で、広島県広陵高校の暴力行為が原因で同校が第107回全国高校野球選手権大会への出場を辞退したことについてコメントした。倉田氏は、SNSによっていじめが明るみに出たことを評価し、SNS規制がいじめ告発を妨げる可能性を指摘。広陵の校名には触れなかったが、「SNSのおかげでいじめが闇に葬られずに済んだ」と強調。
また、SNS規制が権力者による告発の抑圧を助長する危険性にも言及した。
コメント:今回の事件は、暴力行為を受けて広陵高校が甲子園出場を辞退するという衝撃的な結果を招いた。しかし、ここで注目すべきは、SNSの存在がこの事件を公にし、隠蔽されることなく対処された点だ。SNSの力を過小評価してはいけない。確かに、SNSには誤情報や炎上のリスクが伴うが、それが暴力行為や不正の告発を可能にした事実も無視できない。
もしSNSがなければ、この問題はおそらく闇に葬られていた可能性が高い。特に、力のある人物が関与していれば、さらに隠蔽されていたであろう。今後、SNS規制が強化されることが懸念されるが、それはむしろ社会全体の透明性を損ねる危険性がある。声を上げることができる手段が失われることこそ、より深刻な問題だ。
解決策としては、SNSの健全な運用を促進するための教育、誤情報の拡散を防ぐための技術的な進展、そして規制が進んだ場合でも市民の声を保護できる法的整備が求められるだろう。
ネットからのコメント
1、高校野球は、単なる高校生の部活ではなく、あらゆる利権が絡み合う一大ビジネスだから、そりゃ隠せるもんなら隠し通したかっただろうけど、もはやそんな時代ではなくなってしまった。なにかあったら如何に初動が大事かというのを改めて痛感した。明日は我が身ですね。
2、本来、高校野球も高校の部活の一つで教育活動が基本のはずだ。それが本末転倒で甲子園出場の為に教育を軽視している。高校野球が営利と結びついて学校も生徒の人間教育を無視している現状がある。SNSの問題はあくまで二次的問題で根本には過熱した甲子園ビジネスが問題なのではないか。
3、SNSのフェイクの事より公式の場でSNSでの爆破予告があったと言いながら、爆破の危険性のある学校内で会見を行い、生徒達を普通に校内に残している広陵高校の校長のほうが問題ではないのか?爆破予告がSNSにあれば直ぐに特定されると思うがその様なソースも見つかってない。
この発言もフェイクではないのか?しかも、何故かメディアもこぞって真偽がはっきりとしていない爆破予告の事をメインに報道している。こんなメディアにSNS批判をする筋合いは無い。
4、ほとんど地上波では取り上げられていないが、高野連会長が会見で同じようなことを語っていた。”SNS上で参加校を辞退に追い込むようなことが、今後も起きうる懸念もあると思うが?”という記者の質問に、会長は、”誤った情報、フェイク的な情報も含まれている場合もあるとは思うが、情報が流通するってことは決して悪いことではありません。今まで握りつぶされていたようなことも明らかになって、従来であれば被害者が泣き寝入りすることが防げることもある。悪い面ばかりではないとは思う。誤情報、フェイク情報には気をつけないといけないと思います。我々も情報の洪水の中で迅速に対応していかないといけない。””情報が流通するってことは決して悪いことではありません。今まで握りつぶされていたようなことも明らかになって、従来であれば被害者が泣き寝入りすることが防げることもある。
悪い面ばかりではないとは思う。”
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6bf6a3bea92ebf45bc8b8b9a628ae7a480c32bcc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]