琉球病院(沖縄県金武町)の看護師ら14名が、2025年12月22日、休憩時間の過剰取得により懲戒処分を受けた。この過剰取得は就業規則に定められた休憩時間を超えており、過去複数回に及んでいた。処分のきっかけは、入院患者の死亡事案の調査中に発覚したものであり、患者の死亡との直接的な因果関係は明らかではない。看護師らの休憩超過は深夜帯に30分から60分ほどで、もっとも古い記録は2021年10月から確認されている。
SNS上では、看護師らへの同情的な声が広がり、病院の就業環境改善を求める意見が多く見受けられる。

この事件には深刻な問題が浮き彫りになっている。国立病院機構九州グループは就業規則に従い、看護師たちを懲戒処分したが、彼らが深夜帯に休憩を過剰に取得した背景には看護師の過酷な勤務環境がある。看護師たちは医療現場の中で不可欠な存在であり、彼らの健康と安全は患者のケアに直結している。この事例は、看護師が過労とストレスにさらされる状況を示している。そこで、国立病院機構は就業規則の再評価を行い、看護師や医療従事者の労働環境の改善を図る必要がある。シフト管理の見直し、適切な人員配置、さらには休憩時間の柔軟な調整といった対策を導入することが求められる。このような改革により、医療サービスの質と患者の安全が守られるだけでなく、医療従事者の健全な働き方も確保されるべきである。
看護師たちの心身の健康を軽視する現在のシステムから、未来を見据えた労働環境に移行する時が来ている。
ネットからのコメント
1、夜勤中に寧ろ休憩をまともに取れない日の方が多い気もしますけどね…。それを30分、1時間超過した位で。ならば休憩取れなかった分は病院側はどの様に保障を行うのでしょうか?職員の事ばかり棚に上げないで、しっかり現場を見てほしいね。
2、詳しい情況がわからないから何とも言えませんが、、たとえば仮眠休憩が2時間として、1時間が経過したところで問題が起きて起こされて5分で解決したとして、実際に仕事に起こされた5分だけ仮眠が延長されたとしてももう眠れなくなって体感的には1時間損した感じになるし、難しいところですよね。深夜手当がガッツリ支給されているなら、シビアにいくべきでしょうが、少ない深夜手当で頻繁に起こされるのなら、多少は融通を利かせても良いのでは?と思います。看護師の疲れや睡眠不足から医療ミスを招くようなことがあってはいけませんからね。
3、違う所もありますが看護師や介護士の夜勤はだいたい16時又は16時半から翌日9時又は9時半でしてるところが多いように思います。
そしてその時間から開始でも人によっては1時間前から入ったりしてる(まぁこれに関してはその人が勝手にしてるのでどうかと思うが)。帰りもぴったりに帰れないことも多々。結果17時間~20時間前後職場にいてます。休憩は夕食(夜食)でだいたい30分~1時間。仮眠で1時間合計2時間って感じが多いかな。まず休憩云々の話の前にその働き方を改革する必要があるのでは?ちなみに本当はあかんけど正社員でダブルワークしてて夜勤のあと違うところに働いてる方や夜勤前に働いてる方もいてる。(まぁ、それも個人が勝手にしてることだが…看護師は高給取りと言われてるけど、実際そこまで給料は多くない)
4、休憩時間は守る必要があると思います。容認してしまうと重大事故に繋がりかねません。ただ休憩を取れていない看護師さん達、いったいどれだけいるでしょうか?昼間でもご飯すら食べる時間なく就業時間を迎え…数十分の短時間でご飯を食べて仕事に戻る…そんな状況で毎日当たり前のように働いています。そこの部分もしっかり取り上げて欲しいですね。まずは休憩はしっかり取れる環境を作ってあげて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/54549ebc706eff1e1204c924db67629c001c66c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]