広陵高校の野球部で発生した暴力事件が、甲子園球場での会見で再燃した。事件は今年1月に、複数の部員が下級生に対して暴力をふるい、3月に日本高野連から厳重注意を受けるほどの問題であった。さらに大会中に監督やコーチからの暴力がSNSで拡散し、寮への爆破予告までが発生。8月10日に堀正和校長が、2回戦以降の出場辞退を表明したが、会見ではSNSでの誹謗中傷を非難し、生徒と職員の名誉保護を優先した。
この姿勢がさらなる炎上を招き、「SNSのせい」との批判が広く共有されている。
野球部における深刻な暴力事件は、まさに学校の対応が的外れであり、社会からの批判を受けて当然だろう。広陵高校が問題を深刻に捉えていないことが露呈した。まず、組織内で暴力が発生している実態を隠蔽せず、公正な調査と報告が必要だ。また、指導者から部員への暴力的な指導文化は早急に廃絶されるべきで、そのための監督体制や教育方針の見直しは必須だ。第三者機関による定期的な監査を導入し、透明性を確保することも一案である。最後に、被害者のケアを優先し、適切なサポートを提供すべきだ。暴力を許容する学校スポーツ文化との対比が必要であり、これを指摘し続けることで、より安全で公正な教育環境へと改善する道筋を示せるだろう。この事件を通じて、学校は自らの責任を認識し、信頼を取り戻すための行動を取ることが求められている。
ネットからのコメント
1、昭和40年代。私も野球が好きで高校では県内で強豪と言われる野球部に入りました。ある日、練習が終わり部室に戻ると二年生が三年生に叱られてました。そして、三年生が帰ると、その叱られていた二年生達が一年生に向かって「今日は、おまえらたるんでたな!」と、いきなり言い出し「全員正座だ!」と固いコンクリートの床に正座させられました。一年生は入ったばかりなので、球拾いと声出しのみ。みな一生懸命に球拾いし、声が枯れるまで声出ししていました。正座は、一時間以上続き、終わってから立てない者が続出。立ち上がっても、すぐ倒れてしまいます。二年生は、自分達が三年生に叱られたので、その腹いせに一年生に八つ当たり。そんな事が日常的に行われ、私は、馬鹿らしくなって、野球部を辞めました。
2、会見でも被害生徒への謝罪は一言もなく、辞退理由も「暴力事件を起こしてしまった責任」ではなく「爆破予告や誹謗中傷から生徒を守るため」なのは一貫してたな本当に何が悪いのか全く理解してないのではないかと感じてしまうそれでいながら爆破予告があった寮に生徒を戻し寝泊まりさせるし、活動自粛するでもなくすぐに練習再開するというチグハグ対応この校長は本当に生徒の身の安全を考慮してるのか?個人的には色々と疑問と矛盾を感じざるを得ない
3、スポーツの世界に限らず、いじめなんてずーっと昔からある。暴力はいけないと言うが、今や殴る蹴る以外のいじめも多すぎる。SNSもその最たるもの。タチ悪いのが、殴る蹴るは誰がやったかはすぐわかるが今は相手が誰か解らないいじめが多い。暴力自体はもんだいだが、より陰湿になってる事ほど解決の道を作るべき。
4、まず無関係な人達がSNSで過激な内容を投稿したり、誹謗中傷をすることは許されない。ただ学校の対応、高野連の対応の甘さも反省が必要。実際問題として被害者が転校して加害者がのうのうと学校に残り普通に野球部にいる。こういう事象が起きた場合の明確なルールというかケジメのつけ方を作る必要があるのではないか?例えば指導者としての監督は出場停止。当然加害者は退部にしてケジメをつけるようにして、それ以外の無関係の部員は、出場を認めるとかしてもいいかもしれない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ff1f68b9cf383f232ebb4c087f31a535b8ce4396,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]