北海道知床の「日本百名山」の一つである羅臼岳で、14日午前に登山者がヒグマに襲われる事件が発生しました。男性登山者は安否不明で、斜里町では騒然とした状況が続いています。知床連山の各登山道や知床五湖などの観光スポットは安全確保のため閉鎖されました。北海道では、ヒグマの出没情報の重要性を訴えています。道内ではこれまでに160件のヒグマによる人身被害が記録され、60人が死亡。
登山中の被害については6件の記録がありますが、注意喚起にもかかわらず被害が続いています。
この恐怖の影響が広がる登山シーズン中のヒグマ被害は、自然との共存が如何に複雑かを改めて示しています。過去の記録に見ると、問題の本質は適切な安全対策の不足にあると言えます。まず、登山道の管理と事前の情報提供を強化し、危険地域の立ち入りを禁止することが必要です。また、登山者にはヒグマ対策用品の携帯を義務付け、教育プログラムを実施すべきです。さらに、監視用のテクノロジーを活用してクマの動きをリアルタイムで把握し、迅速な対応を可能にする体制を整えることが肝要です。冒険の魅力と自然の厳しさを認識し、適切な安全策の採用によってのみ人と自然との真の共存が可能になるのです。
ネットからのコメント
1、今年全国各地でクマ被害が最悪ペース、そして羅臼岳は知床国立公園、つまりヒグマ保護区域と接する連山であり、自分も過去何度か登りましたがヒグマも多い地域です。
近年のヒグマは山や沢沿いでも大き目の鈴を付けたり、ラジオを付けて音を鳴らしても慣れてしまっていると思います。特に初夏は親離れしたクマや繁殖を求めて歩き回る若雄が、沢向こうでヒグマを観たりすることもあるので、笹や木々の葉が茂ている時は奥山は今まで以上に注意が必要だし、出来れば登山は避けて欲しいと思います。
2、今回複数人でも襲われました、羅臼岳のようなヒグマ密度の高い山に登る登山者は鈴など勿論携帯しクマにも十分注意されてたはずです、以前知床五湖を訪れた時ガイドさんからこれは熊の爪痕ですとか熊の糞です昨日ぐらいのものですと聞かされ怖かった記憶があります。熊のテリトリーにあえて人が入るのですから細心の注意と準備、マナーを守る事が重要です。
3、今回は羅臼岳といっても標高550mの登山口に近い場所で発生している。普段から観光の道路や人里近くで行動している熊の可能性が高い。観光客の増加、車による熊見物などで、人馴れしてしまった個体ではないだろうか。こういった熊は、これまで効果のあった鈴やなどは役に立たないだろう。
人と熊の接触を防ぐ手立てが必要だ。
4、北海道住みです。羅臼岳にはソロ登山で10回以上登っており過去にヒグマとも何度か遭遇したが襲ってくるヒグマはいなかった。今回の事例からもう昔の羅臼岳のヒグマとは違い大丈夫っていう考えは無くなった。ヒグマ対策は万全で知床での登山は挑んでいるが今回の事例はヒグマと人間の距離と警告をちゃんとしていたのかも気になる。登山道でのヒグマとのバッタリ遭遇が1番危険だが今回の状況はいかなる状況だったのかも今後ちゃんと検証してもらいたい。とにかく早く襲われた方が見つかってほしい。そして襲ったヒグマの早期発見が望ましい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/89189c11a3f3455095b06765a2a5fd5613b078a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]