10月21日に国会で行われた首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が過半数の237票を獲得し、第101代総理大臣に選出された。一方、立憲民主党や国民民主党の党首が票を集める中、衆院議員の吉良州司氏にも3票が投じられたことで、ネット上で驚きと興味を引く話題となった。吉良氏は有志の会の所属で、ネットでは「吉良州司とは誰か?」という反応が広がった。
この背景には、維新を抜けた守島正衆院議員が、会派を分裂させざるを得なかったことがある。彼は、首班指名一本化が難しく、有志の会と改革の会に分かれることを説明している。
この選挙結果は、政治システムの透明性と効率性に疑問を投げかけるものである。衆議院での首相指名選挙において、吉良州司氏という無所属で知名度の低い議員が3票を獲得したことは、一見すると個人の支持基盤の存在か、あるいは無党派層や小規模会派の動きが反映された結果だと考えられる。しかし、これは政治の現場での調整不足や情報の透明性の欠如を示している。まず、候補者指名のプロセスをより明確化し、国民が真に候補者のバックグラウンドを理解できるようにする必要がある。また、党派間の協力を強化し、小規模会派の影響力をどのように構築していくかを議論することが重要だ。
加えて、選挙の意義を再度見直し、国民の代表としての役割を果たすための具体的な指標を設けることが求められる。こうした問題が解決されることで、政治への信頼が回復し、より公正で透明な選挙が実現するだろう。これは民主主義の価値を守り、未来への確かな一歩となるはずだ。
ネットからのコメント
1、間接民主主義の原点からすると、我々有権者は「この人に判断を託す」の意味で候補者個人に投票するわけで、議員は自由な意思表明をするのが本質だと思う。逆に言えば、比例で当選した議席数は党の枠であって人である必然性に乏しい。
2、比例代表は必要だろう。ただし、現在の形ではない。そもそも党が勝手に決めた順位が上の候補が当選するって仕組みは、民主主義的と言えるんだろうか。現に記名制だったら絶対に当選しない議員が何人もいる。全国区で記名制にすれば、少なくとも民意を反映した議員が当選する。少数党も全国からかき集めれば当選できるだろう。更に比例復活制度、これは絶対に排除しなければならない仕組みだ。選挙区で落選したという事は民意にNOを突き付けられたという事。
対立候補に強力な刺客が送られたからとか関係ありません。その刺客より民衆の支持を得られなかったのは事実ですから。それなのにシレっと当選するなどあってよい事だろうか。自民は2回落選した候補は比例の順位を大きく下げるという処置をとっているが、他の党には見当たらない。そもそも、選挙区と比例と両立できる仕組みにすべきではない。この2点だけでも、大きく改革になると思う。
3、は!?参議院決選投票で白票とか無効票とかマジありえなくね!?アンタら議員でしょ? 国のトップ決める大事な場面で「どっちも選べません〜」とか、舐めてんの?推しがいなくてもどっちか選ぶのが筋っしょ。責任背負う覚悟もないなら、即バッジ返してどっか行けって話!国民が信じて票入れてんのにサボるとか、本気国民なめすぎ。投票すっぽかすくらいなら最初から立候補すんなっての!結局、党の顔色うかがって白票出すとか駄作すぎ〜。自分の意志ないならAIにでも席譲れっての(笑)。選挙ってさ、国の未来選ぶ瞬間じゃん? そこにテキトーでいられるとかホント終わってる。責任も取らん議員なんていらん!白票投げた瞬間、議員資格バイバイ確定でOK。
政治ごっこはもう結構、アンタら抜きで本気の政治やろーぜ!
4、維新落ち目と見て維新を出た後,少数野党に合流するか会派に入って実質自民側につこうと思っていたら,まさかの古巣維新が連立をしたので,慌てて古巣にごまをすっているって印象ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/58b3ed54a6141caef80bbeb8f8cac81a59e7170d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]