10月15日に東京・赤坂のサウナで発生した火災により、美容院経営者の松田政也さんと妻の陽子さんが亡くなりました。警視庁は、この事件を業務上過失致死の疑いで捜査し、サウナ店の関連会社を家宅捜索しました。事件当時、サウナのドアノブは外れており、非常ボタンを押しても異常を知らせる装置に電源が入っていなかったことが確認されています。
また、室内で水を入れるひしゃくが壊れており、ドアには削られた跡があり、二人がひしゃくを使ってドアを開けようとした可能性が示唆されています。

この悲劇には、安全対策の欠陥が露呈しています。サウナはリラックスと健康の場であるべきですが、単純な設備不備が命を奪う状況を引き起こしました。まず、非常装置の電源不良は命に直結する重大な欠陥であり、定期的な点検の義務がないことは大きな問題です。次に、ドアノブの破損は生命の危機に即した逃げ道を塞ぐもので、施設の通常メンテナンスに重大な怠慢があると考えられます。また、非常時に適切な対応ができるような訓練の欠如が見受けられます。解決策として、法令による安全装置の定期点検の義務化、設備の厳格なメンテナンスプログラムの導入、さらにスタッフへの緊急時対応訓練を指導する必要があります。
安全を守るためには、利益を超えた実効性のある対策が急務です。
ネットからのコメント
1、状況がわかってくるたびに悲惨で目をそむけたくなります。残されたお子さんもいきなりご両親を亡くしてしまい、またご主人は幾つか美容院を運営されていた・・・とのことで、従業員の方も今後どうなるか不安でしょう。 もちろん、お亡くなりになられたご夫婦が一番お気の毒ですが、このサウナ会社は亡くなられたご夫婦だけでなく、そのお子さん、ご主人の会社で働いている多くの人の人生を狂わせたことを考えると到底許せないですね。 そもそも、この高級サウナ、プライベートが売りとのことですが、サウナ内だけが個室ならば、百歩譲ってあのドアノブの形もわからなくもないですが、部屋の図面を見ると、サウナの外に更にプライベート空間があり、そちらで部外者が入ってこれないような施錠をすることができるのですから、サウナをあのドアノブにする意味が全くありません。
2、これもう倒産するだろうね社長役員などは別会社で押し買いなど悪質な事やってた記事もあるが早い話もうそういう体質なのでは儲かればなんでもいいし、コストがかかる事は限りなく避け確認もしないという精神ある意味完全に殺人でもあるこういう人たちでも超高級サウナをある程度の期間続けられるという
3、事件があった日から一連の流れを今まで読んできましたが、涙が出てきました。そこにあるすべての道具と身体と知恵を使って脱出を試みたけれど、叶うことなく、苦しみと痛みと絶望の中、力尽きてしまった。重なるように亡くなっていたとのことで、体力差を考えると、先に奥さまの方が意識を失ってしまったのかもしれない。まだまだ生きたいと思っていたのに、こんな命の終わり方はむごすぎるし、残酷すぎる。ご夫婦は安らかに眠れないでしょうが、とにかく心残りはお子さんのことだと思います。お子さんの幸せがいちばんの願いだろうから、それだけでも、時間が掛かっても、どうか叶いますように。
4、あの手この手で何とか脱出しようと頑張ったんだろうね。知れば知るほど、リアルに想像すると本当に恐ろしい事件ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c792e128c9d7a6348e5f3933ef624ee13da6f2e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]