安来市の部長級職員が酒気帯び運転で検挙された事件が報じられました。男性職員は、精神的な不安から不適切な飲酒を行い、体調不良で休暇を取得した9月22日に鳥取県南部町で車の転落事故を起こしました。検査で基準値の2倍のアルコールが検出され、その結果酒気帯び運転で検挙されました。市は、信頼を損なった行為として停職6か月の懲戒処分を決定。

男性は辞表を提出し、退職を申し出ているとのことです。市は再発防止に向けた対策を強調しています。

この事件は、公共の安全を脅かす大きな問題を含んでいます。報じられた内容は、社会的責任を果たすべき公職者の不適切な行為によって、市民の信頼を裏切る結果となりました。特に酒気帯び運転は、単に個人の問題に留まらず、交通安全に対する重大な脅威です。市の対応としては、まず職員のメンタルヘルス支援の体制を強化し、不安を抱える職員が適切に医療支援を受けられるようにすることが急務です。また、運転前の飲酒に対する厳しい監視と教育の徹底に加え、違反者への厳格な処分が必要です。市民の信頼を回復するためにも、法令順守や職員の行動規範の見直しを通じ、組織全体の倫理性を再確認することが求められます。こうした適切な対応がなされない限り、安全な社会の実現も、組織の信用回復も難しいと言えます。

ネットからのコメント

1、飲酒運転は最低として誰も身近に相談出来る相手は居なかったのかな？奥さんとか子供も居なかったのかな？１人で抱え込んで酒に逃げて、３リットルもの酒飲んで運転してなんか自暴自棄になってるような。早くに受診しとけばまた違ってたかも。いつでも相談出来る相手がいるって凄い大事だと思うわ。

2、不安や悩みを抱え、体調不良を認識していたのなら飲酒に走らずそれなりの病院を受診して治療するという選択をすべきでしたね。ストレスや悩みや不安を理由に酒で紛らわしても酔いが覚めたら余計悪化し、不安も増して自己嫌悪に陥り、後悔することになる。市の幹部という立場で飲酒運転で検挙されればどれだけ迷惑をかけて市民や同僚や市職員からの信頼を失うことか分かりそうなもの。その判断ができないことがそもそも病んでいるということかも知れないが…氏名も公表されていないし停職処分で済まされたのはこれまでの貢献度や人柄や温情によるものだとは思いますが、ふつうは懲戒免職だと思いますよ。

3、今の管理職は昔と全く違うと思います。財政状況が悪い中、部下に下手な指導をすれば、パワハラになり、首長からはなぜ仕事が進まないのかと指示を受けます。

部下は仕事に関係なく、病休、育休、この看護休暇、どうやって仕事を進めればいいのかわからないのが正直な気持ちです。

4、まずもって、飲酒運転はダメ！絶対。誰も事故に巻き込まれなくて良かった。飲酒運転による自治体の対応も当然。処分の重い軽いは、賛否あるでしょうが。それとは別に、本当に繊細な心の持ち主なら、自治体の部長・管理職というのは酷。議員対応やらで大変なところは本当に大変だそうです。大きく反省し、この部長さんはもうゆっくり休んだらいいと思います。