岡田克也元外相の「国民感情をコントロールしていかないと」という発言が、21日のNHK番組で取り上げられ、その波紋が広がっています。発言は台湾有事や安全保障を議論する中での一幕で、山尾志桜里氏や百田尚樹氏らが強い批判を展開。山尾氏は「政治家としてあるまじき発言」とし、その背景には中国共産党の情報統制を彷彿とさせるリスクを指摘しました。

また、日中友好議員連盟が国際社会で中国の影響力工作に関与しているとの指摘が議論の中心となり、岡田氏の発言が「愚民思想」的側面を持つとして、立憲民主党への批判にも発展しています。岡田氏は反論しましたが、国民の不安と警戒感をかき立てる結果となりました。

岡田氏の発言は、政治の透明性と民主主義の根幹を揺るがすものとして批判を免れることはできません。国民感情を「コントロールする」との表現には、政治の中立性を保つべき議員としての資質が問われます。特に、日中友好議員連盟が指摘される中国の影響工作との関連が疑われており、この発言が与える悪影響は深刻です。本質は、情報の透明性と国民の思考の自由への侵害、不信感を増幅させる点にあります。

解決策として、以下を推奨します。

1.党内規律の徹底：議員の発言内容について厳格な基準を設け、国民への誤解や不安を避ける。

2.議員連盟の透明化：日中友好議員連盟を含む活動内容を公開し、不透明な政治活動を排除する。3.国民感情への誠実な対応：情報提供の適正化と民主主義原則に基づく政策議論を推進。

民主主義は国民の信頼によって成り立ちます。これを揺るがす行為は、どんな政治的立場でも許されるべきではありません。私たちは国民感情を押し付けるのではなく、共に議論し成長すべきです。それこそが、政治家の本分であるべきです。

ネットからのコメント

1、山尾志桜里さんのコメントに賛意。岡田克也の「コントロール」発言は、国民の言論を統制するものなので撤回しないとマズイ。撤回させないと立民としてマズイ。そもそも高市総理がどのような答弁をしたとしても、岡田が高市総理を批判をすることになる「トラップ質問」は中国共産党の利益にしかならない。保守党の有本さんの日中友好議連副会長の指摘は流石だった。反論できない岡田自身が感情をコントロールできずにキレていた。また、メディアの核保有オフレコ発言報道も、一方的な思想を押し付けて国民の幅広い言論を封じる、メディアの国民に対する言論統制。

岡田をはじめとする立民とメディアが国民の人権と民主主義を破壊している。

2、まぁ語るに落ちた、といったところでしょう。そもそもの高市首相への岡田質問から、中共の意を受けてか忖度してか狙って引き起こしたわけで、岡田氏自ら暴露したようなものです。問題は、こんな政党が野党第一党に居座っていることです。共産党や社民党のように泡沫政党であるなら、一部には変なのもいるでまだ分かりますが、大きな影響力のある野党第一党というのが本当に日本のリスクです。高市首相は解散する暇がないといわれていましたからしばらくは大きな選挙はないままでしょうが、早いとこ立憲をせめて野党第二党以下に落としておくことが日本のためだろうなと痛感しますね。

3、立憲民主党の岡田克也元外相が「国民感情をコントロールしていかないと」と発言したが、これは、今の中国政府と同じではないのか。万一、万一、立憲などが政権を取ったら、そちらの方に誘導していくのかと思うと、日本の政治家として、この感覚は怖すぎる。

4、台湾有事という国民の生命と国家存立に直結するテーマで岡田氏から「国民感情をコントロールする」という言葉が出てくること自体に強い違和感を覚える民主主義において国民は管理や誘導の対象ではなく正確な情報を共有し判断する主体のはずだ特に中国が認知戦や情報戦を国家戦略として用いている現実を踏まえれば感情を抑え込む発想は結果として中国を利する構図になりかねない高市首相の答弁で国民の対中警戒感が高まったことを問題視する姿勢こそ多くの有権者が立憲民主に距離を置く理由だと思う安全保障の議論で必要なのは国民の感情操作ではなく事実に基づく説明と信頼の積み重ねではないか