上野動物園の4歳のジャイアントパンダ双子、雄のシャオシャオと雌のレイレイが来年1月に中国へ返還されることが取り上げられた。また、6月には和歌山県のアドベンチャーワールドにいたパンダが返還され、国内のパンダ飼育数が減少している。台湾有事に関する発言などで日中関係が悪化し、新たなパンダ貸与の見込みが不透明な状況下で、タレントのフィフィはSNS上で「パンダ外交は日中友好の証ではなく、レンタルに過ぎず、借り受ける必要性も感じない」と意見を述べた。

この返還問題が、日本の国際関係や動物外交の在り方に議論を投げかけている。

社会問題や国際関係への影響を踏まえ、「批判型」のコメントを以下に提供します。

動物外交の裏側に潜む問題と矛盾について、改めて直視する必要があります。パンダの貸与は国際的な象徴として捉えられる一方で、本質的には利益追求と政治的意図が絡んでいます。「友好の証」とされる動物が、国家間の緊張関係によって返還される現状は、むしろ動物そのものが外交の駒として利用されている異常さを示します。

中国のレンタル政策に依存することで、日本側の主権的な動物保護政策も後手に回りがちです。さらに、単なるレンタル契約に高い費用を支払いつつ、厳しい外交関係に煩わされる構図はもはや改善すべき時期に来ています。

解決策としてはまず、国内での動物繁殖研究の強化と自立した飼育体制の構築が必要です。

また、動物外交の透明化を進め、政治とは分離した新たな国際協力の枠組みを提案すべきです。最後に、外交における動物利用に倫理的な議論を加え、国民への情報公開を徹底する必要があります。

動物外交が「友好の証」とされながら、国家間の動揺で扱いが急変する姿はあまりにも矛盾しています。「借りる側」と「貸す側」の価値観の違いを超え、真に対等な動物交流を目指す方向へ舵を切るべき時です。

ネットからのコメント

1、日中友好の証として貸与が始まったものなのだから、レーダー照射や軍事威嚇のような敵対行為をしてくる今、貸与終了となって然るべきかと思います。そもそも国民生活に必要不可欠なものではない娯楽のようなものですし、表向きには貸与終了は困りますねアピールをしたとしても、頭を下げて大金まではたいてレンタルする必要はないです。本当にパンダが好きで見たい人は中国や台湾まで行くでしょうし、そうでない多くの人は別な娯楽や動物にシフトするだけだと思います。

2、主食のお米さえ高くてお米券の配布を議論している状況下で高額なレンタル料を払ってまでパンダのレンタルを望んでいるかどうか世論調査をしてみればいい大半の国民が望んでいなければこちらから断るべきで、断られて困るのはむしろ経済が逼迫している向こうの方だと思う

3、レンタル料を徴収されている。友好というよりビジネス。日本で産まれたパンダもあちらのもの。しかも生態研究の一環として、飼育記録などいちいち報告義務があるらしい。ある意味で研究委託されている。研究費をもらいたいものですね。お人好しにも程があります。億円にもなる予算があるのであれば、保護犬や保護猫の救済に充ててほしいものです。ワンニャンふれあい広場でも運営したほうが、もっと人気あるんじゃないかな。

4、パンダに掛かる貸与金が反日政策の資金源に回される事を考えれば中国に返還されて然るべきだろう… パンダを返還する事で反日資金に多少なりとも影響を与える事が出来ればそれに越したことは無い…。 日本に執って脅威でしかないパンダもある意味犠牲者だが、返還はやむを得ないだろう。