21日、政府は高市早苗政権で初となる経済財政運営の指針「骨太の方針」を閣議決定した。「強い経済」を掲げ、成長分野への無制限の予算要求枠創設や、2027年度を「責任ある積極財政元年」と位置づけた。一方、年5兆円規模とされる飲食料品の消費減税案は具体化せず、財政目標も変更された。日銀の独立性を巡る表現修正も行われ、市場への影響が問題視された。

経済成長を掲げながら、具体的な財源や効果検証の仕組みが曖昧なまま支出拡大だけを進めるなら、国民の負担と将来不安を増やすだけである。特に財政規律の指標を変更し、赤字拡大を成長率で正当化する姿勢は、責任ある運営とは言い難い。問題の本質は、政策の規模ではなく、成果を測る基準と無駄を止める仕組みが不足していることだ。必要なのは、①予算ごとの効果検証と公開、②期限付き政策で失敗時に廃止する制度、③将来世代への負担を明確に示す財政管理である。
国民が求めているのは「大きな政府」という言葉ではなく、納得できる結果を出す政治だ。未来への投資を名乗るなら、借金を隠す技術ではなく、責任を果たす覚悟を示すべきである。
ネットからのコメント
1、成長投資の中身ですが、何とも一貫性のないものになっておりました。特にAI、半導体への投資額が大きいですが、正直今更感があり、期待感も薄い。更に財源とされているのはつなぎ国債という事みたいですから将来的な税収を担保としている可能性は大きい。つまり採算が取れなければそのツケは全て国民負担という形で回収されることになる。官民連携投資は日本史上ほとんどが失敗していることを踏まえれば、これも失敗するでしょうね。
2、方針じゃなく公約で掲げていた減税を含む経済対策、移民をゼロベースで考え直すことを今すぐやってほしい。自民が圧勝したのだから野党のお伺いを立てなくても自分たちである程度法案を通せるはず。財政出動すると言っておきながら、やっている中身は石破政権より酷い緊縮財政。やらないのはやる気がないからであり、やる気がないのなら公約に掲げてはいけない。
選挙の時だけ良いことを言って国民を騙す悪質なやり方には罰則を作るべきだと思う。
3、政権維持のためやってます感を出すだけのパフォーマンス。多くの国民の皆さまは高市が総理になって最初に何をしたかちゃんと覚えていますよ。そして圧倒的な支持率を集めたら、国民のために強いリーダーシップを発揮するかと思いきや、政権基盤の強化に腐心するばかりで、国民の生活なんて全く眼中にありません。それでもまだ半数近い支持率を維持しているのが不思議です。
4、高市政権への支持率低下の背景には、国民の「生活が苦しいのに、なぜ対策が進まないのか」という不満があるのではないでしょうか。増税など負担を求める政策は比較的早く決まるのに、減税や家計を助ける政策になると、いつまでも議論や検討ばかりで具体的な形が見えてこない。そう感じている人が多いのだと思います。「骨太の方針」と言われても、国民からすれば会議で方向性を決めただけに見えてしまいます。物価高で食料品や光熱費の負担が増える中、求められているのは将来の計画だけではなく、今の暮らしを少しでも楽にする具体的な経済対策です。
もちろん財源や制度設計の問題があることは理解できます。しかし、時間をかけている間にも国民の負担は増え続けています。政府には言葉だけの方針ではなく、「いつ、何を実行するのか」を明確に示すことが求められています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b9dad644e27827f2c934a732929dfc69f391e3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]