2020年に首都高速湾岸線で、彦田嘉之被告（56）が運転するポルシェが時速約200キロから268キロの速度で走行中に乗用車に追突、夫婦2人を死亡させた事件が起きました。被告は事故当時、新型コロナの影響で道路が空いていたことを理由に挙げ、ポルシェ購入後の一年間で5回ほど同様の速度に達したと証言しています。危険性については強く認識していなかったと述べ、起訴内容の一部を否認していますが、検察は制御不能な運転が原因としています。

事件の背景には、運転者自身の責任感の欠如と、社会全体の交通ルールに対する無理解が見え隠れします。この事件は、公共の安全を著しく脅かすものであり、厳しく批判されるべきです。まず、車両速度を厳密に管理する技術の導入が必要です。例えば、高速道路での速度制限を超えると自動的に警報が作動し、運転者自身や周囲の人々に警告を発するシステムを整えることが考えられます。さらに、交通安全教育を強化し、運転者に対してスピードの危険性をより認識させる必要があります。加えて、高速道路上でのカメラシステムによる速度監視を強化し、法的制裁を迅速に行うことで違反を抑制する方法も有効です。最後に、人々が公道を安全に利用できる社会の構築は、私たち全員の責任であり、被害者の命が無駄にならないようにするためには、速やかな対策が求められます。

このような悲劇が再び起こらないよう、社会全体で状況を改めて見つめ直すことが必要です。

ネットからのコメント

1、映像がYouTubeに公開されている事件ですね？撮影車両の左前方を大型車が走っていて、撮影車両の左から車線変更して前方を走行していた被害車両に追突していました。少なくとも3車線の内3車線が塞がった状態でした。私の見方が間違っていて2車線だったのであれば、第一車線の少し後ろを撮影車両が走っていて、その僅かな隙間を第2車線に前方が見えないまま入って、目の前を走っていた被害車両に追突したものです。もっと危険です。証拠映像が残されていますから、被告人は反省していないとしか考えられません。裁判所に一言、『被告人は反省していませんから減刑の理由はありませんよ』。

2、F-1レーサーでもないのに一般人が高速道路で200km/h以上のスピードを制御できるとは思えません。そもそも制御できるなら事故を起こしていないでしょう。事故の瞬間を映したドラレコを観ましたが、亡くなられたご夫婦の車、運転には何の瑕疵もありません。

正直、無差別殺人事件と呼んでもいいレベルなのではないでしょうか・・・制御も出来ないスピードで暴走、お二人の命を奪っておいて「制御できていた」は流石に裁判長も耳を疑う発言だと思います。

3、自分の車も高速サーキットを走る為にリミッターカットしてるが、高速道路だったとしても200km/hなんて出そうと思えない。速度違反云々のルールの話もあるけど…最近の高速道路なんて、前方にいる車はどんな挙動するかわからない。後方確認せず、ウィンカーも出さずに急に車線変更する様な車が大勢いる。(サーキットだと、ちゃんとルールがあるので、前に車が居ても安心して抜く事が出来る。)

4、200キロ出ていれば、衝突の際の衝撃も非常に大きなものとなり、周囲にとって脅威です。お年寄りなどは速度感が把握できない方も出てくるでしょう。制御の可否はそこまで重要ファクターではないのではないか？且つ安全運転の車と事故をしているのは、制御できているとは言えないのではないのか？