2023年夏の甲子園では、公立高校の出場校が史上最少の6校となり、昨年の12校から半減しました。近年、甲子園での私立校の優勢が顕著で、過去5大会でベスト8に進出した公立校は3校に留まりました。公立校の監督たちは、特待生制度や寮を持たない公立校の厳しい現状を語っています。宮崎商や金足農などの例から、公立校は地元出身の選手を中心に文武両道を重んじ、選手達のひたむきな努力を強調しています。

しかし、私立校との競争力の差を感じ、危機感を持ちながらも、農業高校など独自の魅力を訴えています。夏の地方大会で結果を出したものの、公立校の甲子園戦績は厳しい戦いが続いています。

公立高校が甲子園の舞台から消えつつある現状は憂慮すべきです。特に、特待生制度や寮といった私立校に優位性を与える要因が背景にあります。公立校は地元出身の選手を主軸に、教育の一環としてのスポーツを重んじていますが、これが私立校との勝負で劣勢に立たされているのは明らかです。まず、【1】スポーツ振興を目的とした公立校支援策を政府や自治体が講じることで、資金や施設面での底上げが急務です。【2】公立校同士の独自リーグや大会を設けることも一案です。地域に密着したスポーツコミュニティを育てることで、選手の育成環境を整備するべきです。

【3】学校と地域が一体となったスポーツ教育プログラムも有効です。公共の教育におけるスポーツの意義は、選手育成のみならず、心身の健康や地域文化の支えといった広範な価値を担っていることを忘れてはいけません。制度の欠陥を放置することなく、未来を見据えた改革が必要とされています。

ネットからのコメント

1、昼から練習できるどころか、スポーツ専門学校や通信制学校などで寮を持ち、環境からいえば朝からでも練習できる高野連加盟校も現れている。学校を社会に飛び立つ前の生徒の巣だと考えれば、飛び立つ先を一般の会社員や公務員などに限定せずに、スポーツ選手も視野に入れようということになるのかも知れない。しかし、あまりにも環境が違うのであれば、教育の一環としての高校野球の看板を外し、職業選択と興行としての高校野球とならざるを得ないと感じる。昔から自然環境のハンデや設備のハンデはあったが、練習時間のハンデが顕著になり続けている。

2、千葉県は戦国千葉って言われるくらい高校野球が盛んで優勝予想が本当に難しいってくらい色んな高校が勝ち上がりますそれでもやっぱり私立の方が強い高校多いんですが公立でも今年の千葉県大会優勝校の市立船橋とか習志野高校は強豪校って言われますこの2校はどっちも市立県立と市立の何が違うかというと千葉県って学区制なんで県立は隣の学区までしか通えない市立は千葉県全部から集めてるここら辺にも公立が強くなれるヒントあるんじゃないかなと

3、授業は午前中のみ、午後から部活。こんな3年間の高校生活ではあまりにも学ぶ事が少ないと思う。プロになれるのはほんの一握り。高校は教育の場ということを忘れずに、保護者は子供の高校選択に適切なアドバイスをするべきです。

4、そもそも高校野球が人気なのは地域対抗性という側面が大きい、例に取るなら昨年の大社旋風時の大応援団の凄まじさ、人口的にも都会の学校と比較するまでもない小さな町からあの大観衆が押し寄せた近年優勝候補に名を連ねる学校のどこ代表ですか？感はハッキリ言って残念の一言こう言うとサッカーやバレー、バスケット、ラグビーなどは越境留学が当たり前で何で野球だけ？って話になるが高校野球は別格なんだよな、主催も高野連って高校野球のためにだけある組織でインター杯や国体を目指す他競技とは一線をかくしてる私個人的には数年後と設定して参加資格に公立高校限るとしてほしい私立の野球専門学校はリーグを作るか独自大会を開催してそちらで心ゆくまで凌ぎを削ればいい