政府は2026年度に診療報酬を全体で2.22％引き上げる方針を明らかにしました。この改定により、医療機関の収入が増加し、医療サービスの改善や職員の待遇向上が期待されています。診療報酬のプラス改定は12年ぶりで、これにより地域医療の維持や患者へのサービス向上が図られる可能性があります。一方で、患者負担の増加や財源の確保が課題として残ります。

医療費抑制と医療サービス充実のバランスが求められます。

これは「批判が必要」か「慰めが必要」か悩むところですが、政策の変更により広範囲の影響が予想されるため、批判的な観点からコメントを提供します。

診療報酬の引き上げは、表面的には医療の質向上に寄与するように見えますが、背後に潜む問題には目を向けるべきです。まず、患者負担が増すことで医療アクセスの不均衡が進む危険性があります。また、医療機関が収入増加を求める一方で、効率的な医療サービスの提供が後回しになる可能性も否定できません。さらに、この変更により医療費全体が増大し、国民負担が増えることが予測されます。これを回避するため、患者負担軽減策の導入、医療の効率化推進、財源の持続可能な確保方法の模索が急務です。政策変更が単なる数字上の改定に留まらず、実質的な改善を伴うものであるべきです。医療とは単なる経済活動でなく、生命を守るための基盤です。この視点を見失ってはなりません。

ネットからのコメント

1、医療従事者の方の賃金、働き方改革は酷いですよね国が診療報酬を決める🟰公務員でいいのでは？親の入院で実感しましたが、看護師、理学療法士の方々は本当に過酷なお仕事だと思います難しい国家試験を突発して、こんな大変なお仕事なのに賃金が良くない休みも少ないデスクワークの公務員より医療従事者の方に税金を使って欲しいと思ってしまいます正直自分も無理だし、子供にも薦めないですでも頭が下がります感謝しかないですもっと大幅に医療従事者の待遇がよくなりますように

2、「プラス改定は12年ぶり」よく考えると凄いなぁ。12年間、価格は据え置き。物価のインフレによる自然上昇も無視、消費税のＵＰ分の価格転嫁も許さん。赤字が嫌なら、無駄を削減しろ、契約件数を増やせ、ただし残業は禁止。働き方改革するから労働時間は減らせ。でも仕事の質が落ちたら医療裁判だで、12年間。たいしたもんだ。

3、2025年の春闘で平均5%以上の賃上げが行われている事を考えると妥当ではないだろうか。医療者の賃上げを行うためには診療報酬を上げるしかありません。光熱費や医療機器、人件費などの支出は増加の一方に反して診療報酬は12年も引き上げられなかったこと自体に違和感を感じてください。医療従事者にも家族がいますし、生活があります。私も訪問看護で働いている医療従事者ですが、白衣の天使ではありません。食品は値段が変動しますよね？お正月を迎え、お正月価格になりますよね？でも、必要ならこうにゅうしますよね？医療も同じです。必要ならお金を払って（1〜3割負担）必要な医療を受けてください。

そして将来的に医療を受けたい、長生きしたいと思うなら医療保険料をご負担ください。医療はタダではありません。

4、もうストライキでもなんでもした方が良いんでないかな、医療従事者は。やりがい搾取と使命感に応える医療者が多すぎるんだよ。ストライキすべきですね。私は、勤務医だけど、正当な報酬を出さない病院では働きません。サービス残業はしません。一円たりともタダ働きしません。サラリーマンは、時間を切り売りして稼ぐんですから。時間は大事です。自分を安売りすべきではない。だから、納得の報酬を出す病院に転職し、今は満足しています。でも、こうやって資格職だから、現場と待遇交渉するエネルギーがあったら、出来る奴ほどさらっと、転職とかで逃げちゃうんだろうね。それが、燃え尽き症候群で閑職だったり、高待遇の別の現場だったりは様々。だから、社会的には重要な職場ほど、薄給、激務の悪循環でないかな。