厚生労働省は2026年度に、市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」に対して、特別料金として薬剤費の25％を上乗せする方向で検討しています。抗アレルギー薬のアレグラや解熱鎮痛剤のロキソニンなどが対象となります。公的医療保険の適用を維持したままですが、追加負担が求められます。慢性疾患患者や低所得者には負担を抑える配慮策が講じられる予定ですが、負担増に対する反発が予想されます。

見直しは維新の会が主張し、自民党と合意したもので、77成分の約1100品目が対象です。現役世代の保険料負担軽減を図り、年間約900億円の医療費削減を目指す方針です。

この政策の導入は、医療費の削減を目指した合理化の一環として行われています。しかし、患者の負担が増えるという点において、一部の市民には大きな影響を与えるでしょう。制度の欠陥は明白です。医療費削減と称して、生活に直接影響を及ぼす負担が増えることは、病気に苦しむ人々への配慮が足りません。この問題の本質は、医療制度全体の構造的な欠陥と、患者に対する支援不足にあります。解決策として、1つ目は、公平な負担を実現するために、所得に応じた支払額の設定をすること。2つ目は、地域ごとの医療費抑制対策の強化を図ること。3つ目は、政府側の予算配分の見直しを行うことです。

医療費削減を行う際に、患者の健康と福祉を最優先に考慮する必要があり、負担増が社会全体に与える影響を軽視してはならないのです。この政策が進む先には、費用削減だけではなく、国民の負担を減らし、生活を真に支える制度改革が求められます。

ネットからのコメント

1、生活保護からも自己負担を徴収しましょう。一生懸命働いている人が、負担が大きいからと我慢する一方で、生活保護は何も考えずに平然と受診して楽に薬を手に入れていく…普通に考えておかしな状況です。生活保護を全て一括りに悪とするわけではないが、病院勤めしていた時は悪質な生活保護をたくさん見てきた。基礎疾患とは関係の無い疾病に関しては1割負担にする等、そろそろ見直しが必要ではないか。

2、アレグラは最も安全性の高い抗ヒスタミン剤の一つです。だから医療機関でもたくさん使用されているのです。安全性が高いので市販されてよいのですが、だからといってOTC類似薬に指定されて保険診療で処方できないというのは話が逆ですよ。花粉症のみならず多くのアレルギー疾患に使用される重要な薬です。

維新のやり方は大変問題があります。

3、生活保護の人からも医療費取ってほしい、ほんとに。低所得者層とか生活保護とか、正直普通に働いて納税してる人たちより色々貰えて免除されて楽なんじゃ？働かない方がいいんじゃ？って真剣に思う。本当に働けない人とかはいるから全員とは言わない、でも生活保護は対象になった後もきちんと審査していかないと不正が罷り通り過ぎてる。片頭痛酷くて高額な注射しても効かなくて、鎮痛剤手放せなくて吐きながら仕事してるのが馬鹿らしい。

4、好きで花粉症になったわけじゃないし、薬がないと目も鼻もボロボロで更にくしゃみは止まらないし頭痛もするし仕事にならないんですけど…花粉症を軽くみてますか？長期間飲むので値段上がるとつらいな〜