ロンドンで進む中国の「メガ大使館」建設計画は、ヨーロッパ最大級の中国大使館を目指すもので、タワーブリッジ近辺に位置します。この動きに対し、香港からイギリスに亡命してきた人々が、「国境を越えた弾圧」が強まると抗議の声を上げています。特に、香港で民主派議員を務めていたカルメン・ラウさんは、2020年の香港国家安全維持法施行後に身の危険を感じ、2021年に移住しています。
最近、彼女の近隣住民に懸賞金を伴った匿名の脅迫手紙が届く事件が発生し、背後に中国当局の関与が疑われていますが、中国大使館は関与を否定しています。地元メディアは、「メガ大使館」周辺にスパイ活動の拠点となる懸念があり、計画が翌月にも承認される可能性を報じています。

このような事件は、個人の自由と安全が脅かされる深刻な問題をはらんでいます。ロンドンに建設予定の「メガ大使館」が、スパイ活動や「越境弾圧」の前線基地として機能し得ると指摘されています。まず、イギリス政府はこの計画の再考を即座に行うべきです。特定のコミュニティ、特に亡命者が不安を抱くことなく生活できる環境を作るためには、1. 計画の徹底的な安全審査と公開報告 2. 亡命者への保護策の強化と監視体制の整備 3. 国際社会と連携し、越境弾圧行為の防止策を確立することが急務です。
民主主義と自由の価値観の上に築かれた社会が、少数の声に耳を傾け、全ての人々に安全と安心を保障することは最も基本的な責務です。この問題を解決するために迅速で集中的な対応を求めます。
ネットからのコメント
1、中国は人の国を乗っ取ろうとしているということも考えなくてはならない。中国人を人の国にたくさん移住させてひそかに乗っ取り計画を立てる。日本も危ないというよりかはだんだん計画が実行されているのではないか?中国は人口が多い。容易に他の国に住むことはできる。中国には世界の国は注意が必要だ。
2、台湾の件で中国が国連や各国で声高に非難している「日本の姿」とは、皮肉にも現在の中国自身の行動そのものである。言論弾圧、越境監視、威圧外交を常態化させながら、他国の内政や主権に露骨に介入している。事実、先日イギリスがこの巨大大使館計画を承認しなかった際、中国側は強い恫喝的発言を行い、公然と内政干渉を行った。外交施設の名を借りた影響力拠点が承認されれば、ロンドン中心部が中国の情報収集・監視活動の拠点となる危険性は否定できない。越境弾圧の実例が既に報告されている以上、この計画は単なる建設問題ではなく、安全保障上の問題であり、承認されるべきではない。
3、〉「カルメン・ラウは国家安全保障に関連する一連の犯罪の疑いで指名手配されている。この人物を中国大使館に連行できる市民に100万香港ドルの懸賞金を授与する」恐ろしい。中国国内の話ではない。恐ろしすぎる。もはや自国外でも無茶苦茶な国内法を適用するという話しだ。もし日本でこのような活動をされたらと考えるだけで身震いがする。目先の利益は捨てても中国とは距離を置かなければならないと思う。
4、お金の力で中国が無理やりイギリス政府に建てることを承諾させようとしてる。国籍関係なく連れ込まれたら何されるかわからないので、政治的な発言をSNSでしている人は不安を感じている。移民を入れ続けたヨーロッパの終焉を感じるような記事だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bbbda96a8170611d9b63202f1eab59d08e88cecc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]