経済アナリストの森永卓郎さんが、原発不明がんの闘病の末、2023年1月28日に67歳で死去しました。余命4ヵ月と宣告された一昨年から精力的に活動し続け、治療のために毎月約120万円の医療費がかかっていました。この費用は偶然の株売却による資金で賄われました。治療法は免疫チェックポイント阻害剤の「オプジーボ」とNK療法を選択しました。
病状が急激に悪化し1年3ヵ月の闘病生活が終わりましたが、彼は「フルスイングで生きる」という前向きな生き方を貫きました。

森永卓郎さんの闘病記を読むと、その生き方に心からの尊敬を抱かずにはいられません。がんと向き合う中で彼は、多額の治療費という厳しい状況を経済的な知識と運の成果で乗り越え、医療の限界を見極めて前向きに行動しました。この経験は、命の儚さと貴重さを強く訴えています。余命宣告を受けた後、彼は自分の毎日を新しいチャレンジと喜びに満ちたものにし続けました。経済アナリストとしてだけでなく、一人の人間として、自分の生き方に確固たる信念を持っていたことが、最後まで彼に力を与え続けたのでしょう。彼の物語は、困難に立ち向かう強さを求められる私たち一人ひとりへの希望の光です。今後の毎日が、彼のように充実したものになるよう、前を向いて生きることが、彼の遺した教訓なのかもしれません。
ネットからのコメント
1、尊敬します。亡くなる直前まで本を書き続け、ご自身の経験をもとに、世の中に貴重なアドバイスをいただきました。亡くなられてから本を数冊購入しました。もちろん、賛否両論あることもあるのですが、ご自身の人生でこれは残しておきたいという言葉や経験を言語化していただいたのは本当にありがたいです。やはりすごく頭の良い方だったんでしょうね。自分が亡くなっていくのに、最後まで勇気を振り絞って、仕事を全うされて、ご自身の人生を最後まで生き抜いたのは立派だと感じます。正直、自分は凡人すぎて、こんな立派な生き方はできないでしょう。なくなる直前は、もっと弱気かもしれませんし、突然、その瞬間が訪れるかもしれません。日々の時間を大切に自分らしく生きることが大事だと教わった気がします。
2、一般の人は月120万の医療費を捻出する事は出来ません。医師が余命3ヶ月です、半年です、とか言いますが周りの人を見ているとかなりの確率で合っている気がします。少し短めに伝えてる医師もいるのだろうけど。医療技術の進歩も素晴らしいと思いますが世の中お金が無ければ命を繋ぎ止める事も難しいのだという現実が辛いです。
3、「恐ろしいペースの流出だが、私の場合、当面の費用負担に問題はない。2023年7月に生前整理の一環で、私はすべての外貨や投資を処分していた。これは本当に偶然なのだが、処分した日の為替レートは160円台、日経平均も4万円を大きく超えていた。つまり、最も高値で売り抜けることができた。そのおかげで三千数百万円の資金が転がり込んできたのだ。いまは、それを毎月食いつぶしているので、あと数年は、資金繰りに問題はない」 なぜなら、「2023年7月に生前整理の一環で、私はすべての外貨や投資を処分していた。これは本当に偶然なのだが、処分した日の為替レートは160円台、日経平均も4万円を大きく超えていた。つまり、最も高値で売り抜けることができた。そのおかげで三千数百万円の資金が転がり込んできたのだ。いまは、それを毎月食いつぶしているので、あと数年は、資金繰りに問題はない」ここ無駄に繰り返した?
4、「大暴落」といっても長期的な株式相場の流れからすると、ほぼ瞬間的な下落局面でした。 森永さんご自身にとっては売却益を高額の治療費に充てることが出来てよかったのかも知れませんが、当時「近く暴落する」との森永さんの言葉を信じて焦って売却してしまった人達は今から見れば大きな損失(期待利益の逸失)を蒙ったことになります。
もちろん、全てはそれを信じた人達の自己責任であることは間違いありませんが、結果的に他人を惑わすことになったかも知れず、森永さんはその予想をご自身の心の中に留め、黙って売却された方がよかったように思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/894ded81d81a27ce257fd99e296c23ba081f3817,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]