国民民主党の小林さやか参院議員(42)が、参議院首相指名選挙で党の方針に反して自民党の高市早苗総裁に投票した件について謝罪しました。10月21日の本会議で、1回目の投票では玉木雄一郎代表に投票したものの、決選投票で誤って高市氏に票を投じたことが問題視されました。小林氏はSNSで自身の「思い違い」を認め、会派の総会での意思決定に反した形となったことを説明。
故意ではなく過失であるとし、党から厳重注意を受けたと述べています。新人議員である小林氏は今年の参院選で千葉選挙区からトップ当選を果たしており、党の期待を集めていました。
小林議員の行動は、首相指名という非常に重要な選挙において、不注意による投票ミスを引き起こし、党の合意を覆す結果となりました。この事件は、議員としての責任感と基本的なプロトコルに対する理解の欠如を顕著にしています。制度的には、個々の議員が党の方針を正確に理解し、従うための研修や確認プロセスが不十分であることが背景にあると考えられます。改善策として、党内での意思決定時により明確な確認手続きを設けること、選挙直前に使用するガイドラインの配布、そして議員個々がプロセスに忠実であることを確認する研修の強化が必要です。国民の信頼を損なうことのない政治活動を実現するため、各議員は自らの役割と責任を深く認識し、制度自体の改善を伴いながら行動するべきです。
ネットからのコメント
1、決選投票になったのだから、どちらかの名前を書くのが国民に選ばれた国会議員の役目だと思う。1回目は、自党の党首に投票するのは当たりまえ。それで、第1位の人が過半数を取れず、上位2名の決選投票になったのだから、そこで上位2名の人以外の名前を書く方が問題では?こんなことを党としてやっているから、第1党になれないんですよ。
2、党のガバナンスが問われるところなのでしょうが、それほど大きく問題視しなければならないことでしょうか?むしろ小林氏の行動を評価したいと思います。1回目の投票で高市氏の名前を書いたわけではありません。決選投票で玉木と書くのはただの無効票となるだけです。参議院議員として誰が総理になれば日本が良くなるかを考えた有効票を入れるべきと思います。無効票の投票というのは職務放棄と言っても過言ではないと思います。小林氏の行動は、うっかりミスとはいえ国民民主党にしっかりとものの考え方を示唆する行動となったと思います。
3、決選投票では上位2人の候補のどちらかしか書くことができない⇒いや、普通決選投票と言ったらこれでしょ。
何ら間違いはない。高市氏に投票したのが、故意なのか不作為なのかは本人にしか判らない事だし、高市氏への投票の是非は別にして、理屈としては間違いではないので、ヤイヤイ外野が騒ぐべきではないと思うけどね。
4、違う記事にもコメントしたけど、本来「正しい行動」だと思います。上位二名の決戦投票の場で違う人の名前を書いて無効票にする、というのは職務を全うしていないことになります。その場にいる意味がないですからね。最初の投票で自分の党首以外の名前を書いたのならいざ知らず、決選投票でのこの行動は、厳重注意を受けるようなことなのでしょうか。謝罪をしないといけないことなのでしょうか。ものすごく違和感が残ります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2a0f1c1ad8fa292aefe80caa4d5bf768bd62ef07,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]