立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、5日に自身のYouTubeチャンネルで党の総合選対本部長代行を辞任したことを発表し、党の現体制の刷新が急務であると強調した。小沢氏は、党が組織として機能していないと批判し、選挙の運営における権限が不明確で、幹事長や選対委員長の責任も曖昧であることを指摘。また、次期衆院選への危機感を表し、立憲民主党の体制を立て直さなければ、「小沢王国」も危うくなると警告した。
小沢氏は党の体制刷新が不可欠だとの強い意志を示した。
立憲民主党の現状は、組織としての体をなしていないと小沢氏が指摘する通り、運営の仕組みが機能していない。選挙戦の進行において、権限の不明確さが問題となり、決定権を持つ人物が不明瞭な状態が続いていることが、党内の混乱を引き起こしている。しかし、問題の本質は制度の欠陥にあるだけではない。根本的な解決策として、党内の役職と権限を明確化し、組織としての機能を正常化することが最優先だ。第一に、役職ごとの明確な責任を定め、第二に、意思決定を速やかに行える体制を整えること。第三に、選挙戦における統一的な戦略とチームワークを強化し、党の目標を達成するために一丸となって動けるようにすべきだ。立憲民主党がこのままであれば、次期選挙で勝つ可能性は限りなく低い。
ネットからのコメント
1、今の立憲の衆院議員は前回の総選挙で自民の自滅のおかげで棚ぼたで勝ったのが大半。なので次回総選挙は確実に落選するので野田さんとしては総選挙は出来るだけ先送りにしたい。かといって石破の延命に手を貸したら自民と立憲は同じと思われ総選挙でさらに負ける事になるのは明らか。要するに打つ手なしという事。
2、まぁ、所属の議員たちさえ立憲は組織体制が構築されているとは思っていないだろうし、何より政治家は見ていると一般社会で経験した普通の人がいないから組織運営というものが、壊滅的に下手だと感じる。政党は政策集団という組織が本来の姿だけど、実態は党の看板があった方が資金と支援組織の面でメリットがあるからという選挙互助会だよね。
3、前の政権交代時に刷新感があったような気になってたが、あまりのグダグダ感と東日本大震災での対応のまずさにあっという間に自民党らによる政権交代を余儀なくされました。民主党は過去の栄光をまだ引きずってる感じです。先日行われた参議院選挙では概ね与党と差のない政策とはね。選挙の結果で言えば、自民党の票を取りそこねた感じで議席数も伸びず、ある意味敗北でしょう。
前回の選挙と比べても比例の得票が大幅に減ってます。確か比例票は国民民主や参政党よりもわずかながらも少なかったです。自民党もそうですが、立憲も危機感を持たないと旧社会党のような感じになるかもしれません。ま~公明や共産もそうなんですけどね。オールド政党は党としての責任を取らないのはおかしいです。
4、自民だけでなく立憲も右から左まで幅が広すぎる。つまり政治信条よりも選挙に勝つことを目的とした塊にすぎず、それでここまでやって来た。しかしそういう古いやり方が通用しなくなったわけだから両党とも解体して保守、中道、リベラルなどに纏まり直せばいいと思う。そういう再編をしてくれたらわかりやすくなるんだけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5299c67b5877522382d979d13d94fd63a18793,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]