F1ドライバーの角田裕毅（25）は、今年4月の日本GPを前にレッドブルへと緊急昇格し、日本人として初のトップチーム所属を果たしました。この昇格には、ホンダがレッドブル・レーシングにエンジン価格の割引を提供していたことが背景にあるとされ、今後の去就に影響を及ぼす可能性が指摘されています。特に、ホンダとレッドブルのパートナーシップが終了する中、ファンの間で「日本版ストロール」と呼ばれ、巨額のマネーでシートを得た疑いが浮上しています。

角田の今後について、2025年以降のシート確保が困難になるとの見立てが広まっています。

このニュースは、F1というスポーツの裏側にある経済的要因を垣間見せる事例です。まず、この状況はスポーツの公平性を損ねる可能性があり、選手の実力よりも資金が優先される懸念があります。技術と才能で競うはずのスポーツが、経済力によって歪められるのは異常です。この問題の背景には、F1業界全体の商業化とスポンサーシップへの依存が挙げられます。選手選考の透明性が欠けていることも問題です。

解決策として、まずF1チームは選手選考過程の透明性を確保する必要があります。スポンサーシップ契約は公開され、コンフリクト・オブ・インタレストがないか第三者機関による審査が求められます。また、FIA（国際自動車連盟）は、選手の能力評価基準を厳格化し、経済力よりも実力が反映されるようルールの改定を進めるべきです。

そして、スポンサー企業はスポーツの長期的健全性を念頭におき、短期的な利益追求を見直す必要があります。

こうした動きが起これば、F1のスポーツマンシップと競技性が取り戻され、選手もファンも心から勝利を祝うことができるでしょう。

ネットからのコメント

1、シートのためにホンダが金を出しているところまでは周知の事実となってて、単にその支払い方法の話では？ その代金を現金でなくて、全額か一部をエンジン代から差し引くという決済の方法は合理的だと思います。

2、ペレスだってシート確保のためにスポンサーにお金出して貰ってた。どのドライバーもシート確保条件のためにスポンサーにお願いするは普通でしょう。

3、「ホンダが金を出したから角田を昇格させた」というのとは図式が違う。昨シーズン閉幕後のレッドブルのテストもホンダのプッシュがあって角田を乗せたが、昇格したのはローソンだったし、金だけの問題ではないことは明らか。そのローソンが全く駄目で、角田が開幕から速さを見せており、ドライバーを入れ替えようということになった。そこでホンダにはいくら出せるかという交渉は当然入るだろうし、後押しにはなったと思うけどね。

それは角田に限らず、スポンサーが絡むのはどのドライバーも同じだ。ただ、最初にも書いたようにレッドブルは金だけでドライバーを決めるチームではないし、速さの評価がなければ昇格させることはない。

4、何をいまさらね、日本のPUに日本人に乗って貰いたいのは事実、それは昔から同じようにルノーにはフランス人乗せたがったり、チームにもいえること、イギリスのチームにはイギリス人、ホンダの鈴鹿サーキットからのスカラシップでチャンスを掴んだ角田にホンダが金を出していい環境で走らせるのは普通のこと