今年の夏、猛暑の中で開催される甲子園大会では、熱中症対策として開会式と試合のスケジュールに工夫が施されています。しかし、それでも選手の健康への影響が懸念されるため、そろそろドーム球場での開催を検討すべきではないでしょうか。特に、京セラドームや札幌ドームの利用が提案されています。これらのドームは快適な環境を提供し、天候に左右されない開催が可能です。

運営面でも少し工夫を加えれば、伝統を尊重しつつ安全を確保する新しい選択肢が見えてくるかもしれません。高野連が決断すれば、選手や関係者の安全性を高め、開催コストも管理可能となるでしょう。

現状、毎年のように猛暑の中で高校野球が開催されることは異常と言わざるを得ません。選手たちの健康よりも伝統を優先する考えが残っているため、問題の本質は制度と風習の変化への抵抗にあります。まずは、ドーム球場での開催を検討し、天候に左右されない日程を組むこと。そして、伝統を守りつつも選手の安全を最優先にする制度への変更を考え、さらに、試合の時間帯や場所を考慮した柔軟な開催方式を導入することが必要です。暑さよりも「甲子園の伝統」が優先される価値観は見直すべきです。選手たちの夢と健康を守るためには、一歩を踏み出す勇気が求められるのです。

ネットからのコメント

1、夏の高校野球は甲子園で約４５試合、地方大会が約4,500試合。地方大会も暑いのだけど、それはどうするの？そもそも甲子園球場は阪神タイガースのために作られたわけではなく、高校野球を開催するために作られた球場で、高校野球の方が先にあった。その球場があったから読売が巨人を作った時に大阪タイガースが出来た。甲子園球場は三週間無料で貸し出されている。札幌ドームで三週間借りたら約2億円、そのお金はどこから出るのか？まずは高校球児はどうしたいかアンケートを取ってみてはどうか。

2、「甲子園でやることに意味がある」何の意味があるのかわかりません。そんなことよりも、応援の生徒を含む生徒達の健康を守ることが一番大事だと思います。いくら生徒達が甲子園でやりたいと言っても、生徒達の健康のため、周囲の大人達が考慮して、ドーム球場の快適な環境で開催した方が生徒達も全力でプレーできると思います。健康に野球をやることが大事であって、球場にこだわる必要はないと思います。

3、ここ何年も、夏の大会が始まるとこの手の話になります。

言いたいことはもっともだと思いますが、予選の期間中から既に暑いわけです。その問題はどうするのでしょうか？開催時期もずらせない、ドーム球場の使用も出来ない(全ての試合で既存のドーム球場の使用は現実的に考えたら無理)のであれば、当面は午前中に二試合、夕方から二試合しか方法はないと思います。極端な話ですが、甲子園球場は古いため、いずれ建て替えが必要になります。その時にドーム球場を建てるしか、解決策がないようにも思います。

4、ドームが良いんじゃないかなあ、これから先の事考えたら。甲子園は聖地であることには変わりないが、それなら勝ち進んだ決勝戦だけにしたらいい。予選を勝ち進み代表として頑張る姿は甲子園でなくてもカッコいい。甲子園の暑さに体が慣れない中で無理して脱水症状の痙攣とかで未来の夢に支障出るかもしれないことを考えれば、せめてドームですよ。