ソニーは2026年7月7日に、2028年1月以降のPlayStation向け新作ソフトでディスク版の製造を終了すると発表した。これにより、物理メディアを使ったゲームの貸し借り文化が失われるのではないかとの懸念が広がっている。一方で、Steamや任天堂の仕組みではDL版の共有機能も存在し、貸し借りの可否は技術ではなく各社の方針に左右される状況となっている。
ディスク廃止そのものより問題なのは、利用者が購入したゲームを自由に扱う権利が、企業側の都合で狭められる可能性があることだ。ゲームは単なる消耗品ではなく、人から人へ渡り、思い出を共有してきた文化的な側面も持つ。デジタル化を理由に便利さだけを追求し、消費者の選択肢を奪うなら、業界への不信は強まるだろう。本質的な課題は技術不足ではなく、企業が利益設計を優先している点にある。改善には、①家族や友人間で安全に共有できる公式システムの導入、②購入者が所有感を維持できる利用権制度の整備、③ユーザーの意見を反映する透明なルール作りが必要だ。デジタル化とは、過去の文化を消すことではなく、新しい形で守ることでもある。
企業が便利さを掲げながら自由を削るのか、利用者と共に進化するのか、その姿勢こそが問われている。
ネットからのコメント
1、ディスク版廃止のニュースが流れて暫くして、購入済の映画や番組を削除するって通知が来てさらに批判されましたね。ライセンス契約の満了が理由とされていますが、削除された作品は購入済であっても二度と見る事は出来ず、返金対応や代替対応もありません。つまり今後ソニーでDLソフトを買う際は、プラットフォーム側の都合でいつ削除されてもおかしくないって事ですね。まぁそれはどのプラットフォームにも言える事なんですが、タイミング的にソニーへの批判に拍車をかけた気がします。
2、貸し借りだの中古売買だのよりライセンスが最大の問題だよ。いつでもダウンロードできる環境を維持することをプラットフォーマーに強力に義務付ける必要があると思う。永久とまでは言わないが最低でも50年は欲しい。著作権の期間を参考にしても良いかもしれない。
3、この記事は「DL版でも貸し借りできる」と主張しているが、多くの人が懸念しているのは家族向け共有機能の有無ではなく、パッケージ版のような自由な所有や譲渡が失われることだと思う。
Steamファミリーや任天堂のバーチャルゲームカードは本来家族向けの仕組みであり、友人同士での利用を前提に「貸し借りに対応している」と表現するのは少々乱暴に感じる。また、PS5にも家族内でゲームを共有できる仕組みがあるため、「任天堂やSteamはできるがPSはできない」という構図も正確ではない。この記事は「貸し借り」という言葉を広く解釈し、本来の論点である所有権や中古売買の問題から話をずらしているように見えた。
4、ディスクやカートリッジのパッケージを買うあのゲーム買った感やコレクションしてる感じもまた好きなんですよね。時代の流れ的には自然のことでしょうし、仕方がないですが私はギリギリまでパッケージで買います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1205b256c3a94de55f3b5c27cb2cd4be0f1f1f9d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]