台風9号が東の海上へ離れた2日(土)、東日本や北日本では湿った空気の影響で大気が不安定となった。関東は午前中から気温が急上昇し、群馬県桐生で39.6℃、広島県加計では40.0℃を記録した。三重県桑名や埼玉県熊谷などでも39℃前後の危険な暑さとなり、東京も35℃を超えた。今後も内陸部を中心に40℃近い猛暑が続き、来週中ごろには前線の影響で北日本や日本海側を中心に大雨が予想されている。
伊豆諸島には3日未明に新たな台風が接近する見込みで、雨や風、高波への警戒が必要だ。
異常な猛暑と天候の急変が繰り返される現状は、都市の過密化とインフラの脆弱性が重なり、人命を脅かす深刻な問題となっている。気温上昇や熱波の長期化に対し、自治体や国の対策は依然として後手に回り、クーリングシェルターや避難施設の整備、電力や水分補給体制の強化など具体的な準備が進んでいない。まず、①公共施設を一時避暑地として無償開放する制度化、②高齢者や子ども向けの緊急給水・送迎支援、③気温上昇に応じた労働時間規制や休業支援の法整備が不可欠だ。気候変動に向き合わず経済優先を続ける姿勢こそが、今の命を軽んじる社会を生んでいる。この異常さを常態とせず、人を守る仕組みへ舵を切る決断が急務だ。
ネットからのコメント
1、雨がほしい。ご都合主義かもしれないが、大雨ではなくしとしとと落ち着きのある静かな雨がほしい。最近の天候はあまりに極端過ぎるよ、晴天は酷暑で2週間3週間も永延と続いてしまう。かと思いきや、雨が降り出すとゲリラ、浸水から冠水やらで大規模な被害が出てしまう。経済への影響も深刻だ。この酷暑で農業は水不足で生育不良、畜産は牛・豚・鶏がやはり生育不良、4んでしまう事例も出だした。この物価高でこれはかなりキツい、安心安全の国産肉や卵の価格が暴騰してしまっている、由々しき事態。水資源の影響も危険だ。既にダムや貯水池などが枯渇してしまった地域が出始めてる、これは最悪の場合時間断水の危険すらある。とにかく雨だ、穏やかに降る雨がほしい。このままでは干上がってしまいかねない。
程よく雨が降れば気温も幾分か下がるし。
2、物流会社の構内作業に従事しています。倉庫は二階建てで私の持ち場は二階です。大型の送風機が1台ありますが鉄製の屋根は直射日光を受けると熱を帯び温度以上の暑さを感じます。そのうえ業務量を増やされ休憩もままなりません。しかしこんな環境で働いているせいか夜30℃あっても涼しく感じるようになってしまい疲れもあって寝苦しさなどありません。ちがう意味で体がおかしくなっているのかもしれません。
3、この暑さの中、外仕事の人は本当に大変だと思います。高齢者も歳をとると暑さを感じなくなるのか、体温に迫るような暑さに、体のほうが悲鳴をあげないわけがなく、危険であることに気付かずに、命まで落とす人がいます。この暑さの中で目立つのは、工事、現場などの交通誘導の方々、、本当にお体に気をつけてほしい。そしてできれば、問題なければ椅子にも座らせてあげて欲しい、休みも頻繁にとらせてあげて欲しい。、現場も、一般の世の中も、まだそれを許すような感じじゃないのかな35℃を越えたら原則運動中止とかでなく、強制的にでも中止としなければ、熱中症が増えるだけだと思う。
運動だけでなく外での作業はどれも危険で、被害が広がらないうちに考えを変えていく必要があるように思います。
4、お昼にガソリンスタンドの洗車機で車を洗ったんだけど、そのエンジンを切ったわずか数十秒で一気に汗がダラダラ、早く終わってくれって思いながら待ってた。エアコン無しの閉め切った車内はマジで地獄。これでもまだ8月が始まったばかりっていうのが途方も無い…。明日も出かけるんだけど、現地に着くまでの屋外の徒歩の時間を思うと憂鬱です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5143ed1d5b29c866bb5fa2fa4891f1f8ce4830,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]