事件概要:2025年8月7日、参政党の神谷宗幣代表が米厚生省がmRNAワクチン開発を終了する方針を発表したことに反応し、「世界が正常化していきますね」とSNSで投稿した。神谷氏は、ワクチン開発推進者に対する責任追及を示唆した。米厚生省はワクチンが新型コロナやインフルエンザに予防効果を示さなかったと説明しており、神谷氏の発言は批判的な立場を強調している。
一方、立憲民主党の米山隆一議員は、神谷氏の主張に反論し、mRNAワクチンが命を救った事実を無視する非科学的発言だと批判。神谷氏の党は過去にワクチンへのリスク再評価を提唱しており、政治的な議論が続いている。
コメント:ワクチン開発終了に関する神谷氏の発言は、ある意味で予測できたものであり、ワクチンに対する疑念や反発が根強い中で出てきたものです。しかし、ここで問われるべきは、科学的根拠に基づく事実を無視した一方的な批判です。ワクチンが多くの命を救ったという実績を軽視することは、科学に基づく公衆衛生の成果を無視することになります。神谷氏が言及する「責任を取るべき人々」が誰を指すのか、その具体的な根拠を明示せずに責任を問うことは、政治的な手段としては短絡的です。現在の状況では、科学的根拠と公衆衛生を守るために、ワクチンに対する理解と信頼を深める方が、社会全体の利益に繋がります。
ネットからのコメント
1、ワクチン推進の裏で十分な情報公開がされなかったことや、副作用に苦しんだ方の声が黙殺されがちだったのは事実だと思います。神谷氏の主張にすべて同意するわけではないですが、「一度立ち止まって見直すべき」という意見には一理あるのでは。科学は常に再検証されるべきもので、初期の常識がいつまでも正しいとは限らないと思います
2、ワクチンの安全性や効果の議論と『接種の強制性』の議論については分けて考えるべきだと思います。コロナが猛威を振るっていた数年前、旅行なんかは「ワクチン割」などと言う制度を設けたり、社会の風潮として『接種して当たり前』という世論を醸成させるCMがバンバン流れたり、ワイドショーなんかでは毎日PCR検査しろ!という狂った意見を垂れ流すコメンテーターもいました。そしてコロナショックに陥った大衆は「仕方ない」と受け入れ、ワクチン接種推進・検査推進・マスク強制の世論を一緒になって作り上げたと思っています。有事の際に『個人で選択する自由』を忘れ、盲目的に同調圧力を強めるだけの世論形成は間違っていると思います。
その為にも、陰謀論ではない『前向きな「効果や安全性の検証」』は必要だと考えます。ワクチンに限らず、アクリルパーティションや県を越えた移動の制限などに、果たして効果があったのか?疑問です。
3、論文「Effectiveness of the Coronavirus Disease 2019 (COVID‑19) Bivalent Vaccine」ではクリーブランド・クリニックの従業員51,017名を対象に、二価ワクチンが初めて提供された2022年9月12日からその後26週間にCOVID‑19発症累積発生率を調査。結果ワクチンを打てば打つほど感染率が高まってるこの研究はレベル2bのエビデンスに該当します。これは 中程度のエビデンスレベル であり、ランダム化比較試験(RCT)ほどの信頼性はないものの、観察研究としては比較的信頼性が高い設計です。
4、米山さんのファクトはよく分からないが厚労省からはワクチン懸念件数が公表され少なくない件数がワクチンとの関連性が言われておりますメッセンジャーRNAワクチンはコロナ大禍の緊急事態で、大規模臨床試験も正確にできず特例承認の欧米製品を日本も特例で輸入。
上記の点を考えれば、参政党の云々に関係なく、そろそろ明確に科学検証するのは当然だと思いますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/484d78f0aee82c4404062822cbc89d007f2857fb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]