記録的な猛暑が続く中、近畿大学病院の植嶋利文医師が熱中症予防法について解説した。まず、熱中症予防の基本は水分補給、塩分補給、直射日光の回避であり、これらを徹底することが重要とされている。間違った予防法として、経口補水液を予防的にがぶ飲みすることを挙げ、これは症状が現れたときに効果があると説明。また、昆布だしや手のひら・足裏を冷やす方法も推奨され、過度の冷却や過度な塩分摂取に注意するよう警告している。
昭和の暑さ対策(打ち水、すだれ、梅干し)についても、今なお有効であると確認された。打ち水やすだれは暑さを和らげる効果があり、梅干しも塩分補給に有効だと述べた。
今の気候では、熱中症予防に関する正しい知識がますます重要です。夏の暑さに慣れているとはいえ、今年の記録的な猛暑は異常とも言えるでしょう。間違った情報や予防法を信じることが命に関わる事態を引き起こす可能性があるのです。特に経口補水液を予防的に飲むことは誤解を招きかねません。多くの人が「予防のためにこまめに飲んでいる」と思いがちですが、これはかえって危険です。正しい予防法を広めるためには、メディアの正しい報道が不可欠です。まずは政府や自治体が教育を強化し、熱中症対策の重要性を繰り返し啓発すべきです。また、地域社会で高齢者や子供に対するサポート体制を構築し、適切な情報提供を行う必要があります。
個人の対策だけでなく、公共の取り組みが不足している現状が、今後の社会全体の安全を脅かすでしょう。
ネットからのコメント
1、確かに打ち水はかなり風が涼しくなるので、有効なのはわかっているんだけれど、今は本当に酷暑すぎて、昼間はアスファルトも熱したフライパンみたいになっていて、ホースで、じゃんじゃん打ち水をしても、もう5分ぐらいしたら水が乾いてきちゃいます。あっという間に効果は終わり。なので、夕方遅くから暗くなってから水を撒くようにはしています。
2、打ち水が有効なのは水分を吸う「土の地面」ってあって水を染み込ませて熱を下げる事と、蒸発時に地面から熱を奪うから、日差しの跳ね返りを軽減して涼しくさせる効果があるのに対し水捌けの良いアスファルトではむしろ、即座に蒸発してただ湿度を上げてさらに暑くするとマイナス効果じゃなかったか
3、昭和ではやらなかったと思うけれども、カーテン閉めます。我が家はマンションで北向きです。一年中植物の鉢植えソトに出しても育たないくらい、しっかり北向き。でも夏場は温度、熱が入るので、ちょっと悲しいけれども、カーテン開けません。遮光カーテンで、遮熱カーテンではないけれど、閉めないよりはマシな感じがします。
ホントはすだれを設置したら見た目も涼しげでいいけれど、シーズンオフにしまう場所が無いからなあ。
4、家の熱の7割ぐらいは窓から入ってくると言われている。なので、窓の内側にはカーテン。外側にはすだれとかで対策すると良い。特にカーテンは遮熱、遮光効果の高いのにしてケチらない方が良い。ここをケチると夏が暑いのはもちろん冬の寒さにも繋がる
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f0816c9f27971add110a0431c220a5048c2ab82,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]