シーズン後半戦に入り、阪神は順調に勝ち星を積み重ねている。前半戦終了時点で2位DeNAと9.5ゲーム差、3位巨人とは10ゲーム差をつけていた阪神は、現在2位巨人と12ゲーム差、3位DeNAとは13.5ゲーム差に広がった。シーズン後半の10試合で阪神は8勝2敗、2位巨人は6勝4敗、3位DeNAは4勝6敗と苦しんでいる。阪神は着実に勝ちを重ね、優勝へのマジックナンバーを「32」とし、2位以下との差を広げた。

2位から5位までは混戦が続いており、CS争いは最終盤まで予断を許さない展開が予想される。

阪神がここまで順調に勝ち星を積み重ねている一方、2位以下のチームの激しい争いは明らかに不安定な状況を生んでいる。特にDeNAと巨人は後半戦に入ってから力強さを欠き、もはや目の前に迫る阪神に追いつくのは厳しくなっている。このような状況で、チーム間の勝負が更なる消耗戦となり、無駄にお互いを潰し合っているように見える。シーズン後半の戦績を考えると、阪神がこのまま突き進む可能性が高いが、それでもCS争いが混沌としている点は注視すべきである。

このような中、セ・リーグが抱える問題は、他チームが同じ目標に向かって戦うための健全な競争環境が整っていないことだ。優勝を争う阪神に対して、他のチームがいかにしてそのギャップを埋めるかが最大の課題だ。

具体的には、チーム間の差が広がっている原因として、選手の育成体制の違いや戦略の差異が浮き彫りになっている。戦力を均等に保ち、各チームが競り合いながら向上できる環境を整備することが、リーグ全体のレベルを引き上げる鍵となるだろう。

ネットからのコメント

1、この時期、普段のシーズンなら首位のチームに対して他チームは「包囲網」としてエース級のピッチャーを先発させるような措置をとる。このようにゲーム差が開くと読売、DeNA、広島、中日はCS出場権争いのためのローテーションを組まざるを得ないということになれば、阪神にとってCSファイナルのための準備が最優先の課題となる。まずはリーグ優勝、日本シリーズ出場を果たしてもらいたい。

2、阪神は交流戦後の戦いが素晴らしい。負け込むことがなく、他のチームがもたもたする間にゲーム差が一気に開いたね。あとはいつ優勝するか。球団や阪急阪神ホールディングスなど関係会社は、優勝セールに向けて企画検討しているだろうね。これで景気も良くなればいいね。

3、確かにプロ野球は興行ではありますが、ここまで阪神と他のセリーグの5球団の力の差を見たら、クライマックスシリーズの質も落ちるし、5割未満のチームが下剋上して日本一になってもシラけてしまいます。

阪神はもうアドバンテージ三つあってもいい様な成績ですね。これを機会に優勝チームに対するアドバンテージを考える時がきているのかも知れません。他球団ファンですが今年の阪神は強すぎます。先ずは打順を変にいじらず、固定できているし、それぞれの打席で自分が何をすれば良いのかわきまえている様に思えます。当然ですが当たり前の事を当たり前にできているから強いんでしょうね。

4、2008年や2021年にV逸したときは、２位だった球団の尋常じゃない追い上げに屈した感じなので、２位以下の勢いがない現状、99.9%優勝するでしょう。また２位以下に元気がない1番の原因はタイガースが直接対決で叩き潰しているからだと思います。今年はここまで、ここで負けたら嫌だなというところで悉く勝ってきたので、その分だけ２位以下との差がついている。もう天王山はすぎました。