8日、富山県の新田八朗知事は記者会見で、富山空港の新愛称を「富山高山すし空港」に決めたと発表した。今年4月から混合型コンセッションで官民連携運営が始まったが、令和7年度の利用者数は5年ぶりに減少。台北便は約6年半ぶりに再開見通しだが、多くの国際定期路線は運休中で、県は「すし」と「高山」を軸にインバウンド誘致を狙う。

空港の利用者が減り、国際路線も十分に戻っていない状況で、まず出てくる策が愛称変更というのは、どうしても軽く見える。もちろん「すし」も「高山」も発信力はあるが、名前に観光資源を詰め込めば人が来るほど、航空需要は単純ではない。問題の本質は、路線維持、二次交通、周遊設計、海外向け販売網が弱いまま、印象づくりに頼っている点にある。必要なのは、第一に航空会社への具体的な誘致策と搭乗率保証の透明化。第二に、空港から富山市内、立山黒部、高山方面へ直結するバスや予約導線の整備。
第三に、寿司や高山を看板にするなら、宿泊・飲食・交通を一体化した多言語商品を海外OTAで売ることだ。名前は入口にすぎない。中身のない看板はすぐ忘れられるが、便利で満足度の高い空港は名前を変えなくても選ばれる。行政が磨くべきは語感ではなく、旅客が実際に使いたくなる仕組みだ。
ネットからのコメント
1、お隣の金沢は新幹線開業に向けて金沢駅や金沢城公園、近江町市場等の観光地の整備や町名を昔の名前に戻したりバス停にも観光地の名前を入れたり寿司やおでん、カレー等のグルメ戦略など、何年にもわたり地道に観光地としてのレベルアップに取り組んできた結果、新幹線開業後人気になりました。富山にも立山や黒部峡谷、富山湾や藤子不二雄などの観光資源が色々あるのに何故そういうものを活用せずに空港名の変更という安直な、それも他力な手段をとるんでしょうか。とてもこれで富山に観光客が集まるとは思えませんね。
2、他の方も書いている通り、センスがないに尽きますね。結局おっさんがでかい顔して決めるから、こうなるんです。思い切って、若い人に任せる位の割り切りがあってもよかったんじゃないかな。
3、他県の地名が入っている空港は他にもあるのでまあいいと思うが、すしというのは他県というかどこでもその地の美味しい魚を使った寿司が食べられるのでなんか違和感がありますね。どうせなら富山の有名なワードを入れたらよかったのでは。黒部や蜃気楼なんかも有名ですし、ホタルイカなんかもありますね。
4、「高山」の文字を入れる以上、高山への交通アクセスも確保しなければいけないけどどうするんでしょうか?以前は空港から高山への直通バスがあったそうですが現在は運休中。まさか、富山駅までリムジンバスで行ってJR特急に乗り換えてねと言い出すのでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/332a487bb64b9ef91401e25eb69330c149e4cae7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]