広陵高校が第107回全国高校野球選手権大会の初戦を突破後、異例の出場辞退を決断した事件が波紋を呼んでいる。問題は野球部内で発生した暴力事案と、ネット上の誹謗中傷が理由とされている。広陵高校の堀正和校長はSNSにおける騒ぎが大きかったことを原因として言及する一方で、学校側の姿勢がSNSのせいにしている印象があると学校リスクマネジメント推進機構の宮下賢路氏が批判。
水卜麻美アナウンサーは暴力根絶への不十分な対応を指摘し、学校が積極的に向き合うべきと訴えた。
この騒動は、教育機関としての責任を軽視した広陵高校の姿勢を浮き彫りにしています。暴力根絶に向けた取り組みが不十分であり、SNSの影響を理由に辞退する姿勢は生徒への責任を果たしているとは言えません。教育現場では、生徒が安全に過ごせる環境を提供することが最優先であり、暴力を許容する文化から即刻脱却する必要があります。具体的な解決策として、まずは暴力に対する明確なガイドラインを設けること、問題が発生した際の迅速な調査と処罰制度を導入すること、そしてSNSを含めたコミュニケーション手段を活用しての教育とサポート体制の強化が必須です。学校の責任と誠実さをもって問題に取り組む姿勢が、今後の教育のあり方を改善する鍵となるでしょう。
学校が社会の信頼を勝ち取るためには、正しい価値観に基づいて行動することが絶対必要です。
ネットからのコメント
1、市議の方も言っていたが、ことここに至ってまだ学校が被害者面なのが問題。もちろん爆破予告やつきまといは大問題だが、そもそも被害生徒が学校や連盟に訴えた時点できちんと調査をして、事実認定をして、監督や加害生徒を現場から外していればこんなことにはならなかった。結果として土壇場でこのような騒ぎを巻き起こし、加害生徒と思われる子の顔や名前が全国に知れ渡っただけでなく、地方大会や甲子園の対戦相手にも迷惑をかけた。SNSのせいなのではなく、SNSで声を上げない限り被害生徒が無視され続けていたということの方が問題なのだと思う。
2、今回の辞退の後に、野球部も一般も入学希望者に影響が出ると思うので、学校経営の観点からも厳しくなります。そうなると野球部の弱体化は避けられず、更に入学希望者は減っていきます。生徒の不祥事はいつ起こるか分からず、一方でSNSへの投稿は容易に出来ます。学校トップもリスク管理教育を受けた方が良いでしょう。
3、今回の水卜アナのように、問題の本質に対して言及する事は良いですね。この前のTBS山本アナのように選挙での公平性を欠く発言とは雲泥の差。広陵は自校に対する不都合な情報を、誹謗中傷と見ている節があるが、暴行事件に対して被害者に真摯に向き合っていれば被害者だってここまで炎上する情報を発信することなんて無かったよ。SNSのファクトチェックは確かに必要。だが、自校が認知している情報以外をフェイクと断ずる広陵側の姿勢に多くの人が不信を抱いている。これまで通り、学校の都合が悪い事を握りつぶして終わりに出来る時代は終わりました。その事を、多くの教育機関は認知するときが来たのですよ。
4、加害者も被害者もどちらも自分の所の生徒。きちんと向き合うべきでした。これって対等な者同士の喧嘩ではなくて、完全に上下関係がある中での上が下を支配するという構図。更に更に野球部も学校も被害者に対して「これが明るみになったらどうなるかわかるよな?」という脅し。先輩に殴られて暴言吐かれた挙句こんな対応されたら絶望しかないし、人間不信に陥るよ。
彼らは野球部である前に高校生。これから社会に巣立ち大人になっていく存在。大人がちゃんと育てていかなくてどうする?間違ったことをしたら厳しく対応するのも大人の責任だろうに。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d23bf4b218807ce1961658006703561001fa1873,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]