大阪メトロ中央線の停電により、13日午後9時28分から夢洲―長田駅間で運転見合わせが発生した。この影響で、夢洲駅付近では多数の万博来場者が滞留。午後10時10分に夢洲―コスモスクエア駅間で折り返し運転が開始されたものの、混雑は解消されなかった。結果として、帰宅を諦めた来場者が会場内のベンチで夜を過ごしたり、一部パビリオンや飲食店が開放された。
14日午前1時までに33件の救急要請があり、混雑・熱中症が懸念されている。
この未曾有のアクシデントは、万博の運営体制が露呈した事件と言える。重要な場面での対応力の欠如が多くの来場者に混乱と不便をもたらした。まず、停電発生時には迅速な情報提供が不可欠だ。来場者の安心を確保するために、運転再開の見込みや、滞留者への支援策を速やかに周知する体制が求められる。次に、非常時には、最初から臨機応変な支援体制を整えておくことが不可欠である。現場での水や食料の配布、座席の提供が迅速に行われていれば、状況はよりスムーズに進んだはずだ。そして、公共交通機関や会場管理者間の連携を深め、迅速かつ柔軟な対応を図るためのマニュアルの作成が急務である。このような危機的状況では、現場責任者が即時に行動を起こさねば来場者の安全と満足を保証できない。
万博が単なるイベントにとどまらず、未来への架け橋として信頼されるためには、今こそ問題を直視し、断固たる改善を進めるべきだ。
ネットからのコメント
1、先月の連休、そしてこの前の連休に万博へ行きました。混んでいましたが、とても楽しく、夏パスなので最後にもう一度行こうとも考えています。20-22時の東ゲートは想像を超える人だかりでしたので、みなさん気をつけて下さい。ただ、インタビューの方、会期が過ぎていても水、椅子なんて配らないし、配れない。配ったら配ったで人がごった返し、将棋倒しになり負傷者が出る。そもそも設備点検だからアナウンスも不確定になるし仕方ないでしょ。子供はともかく、大人は自分の身は自分で守りましょう。
2、今日5月以来に行きましたが人の多さやばかったですね…体感で1.5〜2倍くらい居ました。一日中歩き回りましたが、抽選で当たった三菱未来館と他の外国パビリオン5つくらい回るのが精一杯でした。100分待ちはザラで40分待ちとかだと短く感じましたね。帰りの混雑がやばいとの情報は聞いていたので、自分は19:30に早々に切り上げてなんとか難を逃れれることができたので良かった…最悪、宿にチェックインできなかったかもしれないと思うとゾッとします…これから最終日にかけてもっと人が多くなることが予測されるので、良い対策を講じることを願います。
3、ライブカメラ見たら西ゲートはガラ空き。やっぱり帰りもシャトルバス予約の方が良さそうですね。東西ルートを開けて、営業終了しちゃったシャトルバスや最終のバスを東に呼べると良いねメトロ使わないJR利用の人なら桜島駅まで行けるだけでずいぶん助かるかと…
4、この時間なら、おそらく終電には全員運べないから会場で夜を明かすしかなさそうですね。 交通機関が唯一、中央線のみだから、何か事故でもあれば留まるしかないのがリスクだよね。 エックスでつぶやきみたら、徒歩でも最寄り駅まで2時間近くかかるらしいから現実的でもない。明日以降の営業にも影響残る可能性もあるから、明日に行く人は情報をこまめに見ておくほうがいいでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c45aa3da7c7a284bf34fccf9b6aa1fcdd9f2590f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]