ベトナム国籍のタ・クアン・フアン容疑者(40歳)は、2023年6月に技能実習生として日本に入国しましたが、2022年6月に在留期限を迎えた後も不法に滞在を続けました。10月13日、彼は福岡の博多警察署に自首し、「在留期限を過ぎたことは認識していたが、帰国するための費用がなかった」と語りました。警察は、タ容疑者が費用をかけずに帰国するための手段として自首したと判断し、現在調査を進めています。
この問題は、不法残留者が帰国の費用を持たず、結果として自首を選ぶしかなかったという現実を浮き彫りにしました。不法滞在問題は、移民政策や技能実習制度に潜む深刻な欠陥を示しています。なぜ十分な支援が提供されず、こうした状況に追い込まれるのか、問わねばなりません。
まず、技能実習生受け入れ制度の全面的な見直しが必要です。受け入れ企業や関連団体には、技能実習生が適切に支援される責任を強く求めるべきです。次に、在留資格更新や帰国支援のプロセスを透明かつ迅速にし、不法滞在者を減らす対策を講じるべきです。また、適切な情報提供や相談体制を整え、実習生が安心して相談できる環境も不可欠でしょう。
このケースは、制度内での矛盾が引き起こしたものであり、迅速な改善がなければ、同様の悲劇は続くことになります。曖昧な制度の犠牲にされるのは、常に弱い立場の人々であることを忘れてはなりません。
ネットからのコメント
1、技能実習生にお金を掛けるなら、ロボット化に投資して欲しい。介護も農家の野菜の収穫も、AIロボットが補助やメインで活躍する未来が必ずくると思う。AIじゃなくても介護ホームで作るお食事も、介護用の給食センターで作れば介護職員の負担を減らせないか。その時は技能実習生の人数も今より不要になると思う。バスだってレールのレーンを作って自動運転させれば外国人労働者に頼らなくて良くなるし。これはおばちゃんの私が思うこと大学の研究室にもっとお金をあげて、活気ある提案をして貰う方がよっぽど良い。日本は日本の未来構想に投資して欲しいです。
2、前から思うのだが技能実習生で日本に入れて働かせてそこで逃亡したり犯罪を犯す技能実習生が出た場合は受け入れた企業先にも何か厳しい罰を与えた方がいいと思いますよ。低賃金労働が欲しくて日本へのリスペクトも理解もない外国人を大量に入れてそこで途中逃亡して不法滞在したり犯罪をおかしても受け入れた企業がノーダメージなのはどう考えてもおかしいだろ。
無責任だろって思う。低賃金外国人を使う場合のリスクを企業側にも与えないとこう言う事件が永遠に起こると思うわ。
3、入国時に片道分の航空料金徴収して、帰国の時は返還するとか、ブローカーや雇用主にも多少は負担する様にルールを改正した方が良いと思います。安価な労働力として安易に入れすぎてる印象が有るし、不法残留を安く雇用している会社が検挙されてますが、これにより日本の賃金が上がらない一因にもなっていると感じる。犯罪に走るのも居ますし。
4、あらゆる外国人のケースがある。入国時に雇用主の元からいなくなり逃亡した場合は雇用主が帰国費用を払うべきだ。コンビニでも弁当屋でも一人雇用で72万の金が入るのだ。一旦、就労させた以上、雇用主は税金から金を貰っているのだ。最後まで面倒みるルールは必須。外国人問題に日本の金が凄まじい勢いで使われてゆくだけだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1319b80c6175f674ede7d61e59df40c2630eed01,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]