ガンビアで生後1か月の女児が女性器切除（FGM）を受け、重度の出血により死亡した。この慣習は法的に禁止されているが、ガンビアでは広く行われており、最高裁でその禁止法の合憲性を審理中である。事件は西部の町ウェリンガラで発生し、関与したとされる2人の女性が拘束された。国際的な研究では、FGMが行われている国で毎年約4万4320人の少女と若い女性が死亡していると推定されている。

ガンビアでは、15～49歳の女性の73%がFGMを受けているとされ、ジェンダーに基づく暴力として国際人権擁護団体から批判を受けている。

この事件は明白に批判が必要です。以下にコメントを示します。

女性器切除（FGM）は、ガンビアで深く根付いた文化的慣習でありながら法律で禁止されていますが、依然として広く実施されている異常な状況です。生後1か月の女児の死はこの習慣が持つ致命的な危険を示しています。問題の本質は法律が存在しても実際に施行されていないことと、文化的背景が変化を阻んでいる点にあります。まず、法の施行を強化する仕組みが必要です。そのための専門家を育成し、地域社会への教育キャンペーンを徹底するべきです。さらに、国際社会の支援を得て持続可能な変革を進めることが求められます。女性と少女の命や権利が文化的伝統によって奪われてはならず、社会全体で変革を促すべきです。

ガンビアのFGM禁止法の合憲性を巡る議論は、その未来を左右するものであり、このような不公義を見過ごす社会の価値観は厳しく問い直されるべきです。

ネットからのコメント

1、麻酔も無く カミソリの刃のような物で年配女性がやるんですよ同じ女で 痛みも分かってるのに 医者でもない女性がよく手を出せるなと思う毎年44000人が亡くなっているのに 声を上げられないのは教育なのかな？

2、非道すぎる。せっかく産まれた命なのに‥。FGMもだし、生理の女性をその期間閉じ込めるとか、それもインドだったと思うけど、こういうのが本当の男尊女卑。いやそれ以下の扱い。宗教とか風習とか関係ないと思うけど、それがずっと受け継がれてきてどれだけの女性が犠牲になってるんだろうと思うとぞっとします。時代が変わって、各国で女性も主張ができるようになってきて、必要以上に女性主張するのはそれはそれで苦手だけど、この問題は人として悪しき文化であるのは間違いない。

3、虐待と同じように自分がされた仕打ちを子供に 課してしまう ことは 人間社会 起こりえます。

逆にそれを課して 来た人たちが 裁かれなければ 悪だという認識は 世間に 広がって 行かないのでしょう。生後1ヶ月のこの女の子は どうしてこのようになったこのかわかりません。親が差し出したんだったら 親の責任かもしれませんし 親が抵抗したにもかかわらず 誰かが だったのかもしれないですし。人が生まれてくるということは お母さん 女性がいないと 始まらないことです。 命の 尊さと 力を もっと 大事にして 活かしていく 社会ができれば いいなと思います。

4、女性の人権侵害を同じ女性がやってるのが闇深いよね。自分たちはそうやって生きてきた、そうしないと生きていけなかったから、次世代の子供にも同じ事を…って。