事件概要:広陵高等学校の硬式野球部は、2025年8月10日、全国高校野球選手権大会への出場辞退を発表しました。学校法人は、7月7日の旭川志峯との1回戦に勝利後、2回戦で津田学園と対戦予定でしたが、部員間の暴力や監督・コーチからの暴力、暴言がSNS等で明らかになり、事態を重く受け止め辞退を決定しました。9日に緊急理事会を開き、指導体制の見直しとともに、調査に協力すると報告。
選手や保護者に謝罪するとともに、暴力防止のための再発防止に全力を尽くす方針を示しました。
コメント:このような暴力の報告は、スポーツにおける教育的な価値観を根本的に問うものです。選手たちが夢を追い、努力してきた成果が、指導者や仲間による不適切な行動で台無しになってしまう現実は、非常に重い問題です。まず、暴力がどんな形でも許されるべきではないことは言うまでもありません。監督やコーチの暴力や暴言は、選手の成長にとって致命的な影響を及ぼすだけでなく、チームとしての一体感や絆も壊してしまいます。
根本的な問題は、指導体制の甘さと監督陣の資質にあります。徹底した研修と監視体制を整えることが不可欠です。具体的には、1)指導者の選定基準の厳格化、2)第三者による定期的な監査と評価、3)選手が安心して声を上げられる環境の整備が必要です。
これらの改善策を実行することで、選手の心身を守り、スポーツにおける健全な環境を再構築できます。
ネットからのコメント
1、1回戦で負けた旭川の高校でなく2回戦の相手が不戦勝となるのはおかしいが、旭川に帰ってしまえば2回戦を不戦勝とするしかないのか。全国大会が始まって1回戦に勝ってから辞退は前代未聞なので厳重注意で留めた高野連の責任も重い。
2、辞退するのは当たり前の話だけど、学校の対応が余りにも遅すぎますよね。それに、1回戦を勝って、2回戦を辞退するというのも、1回戦に対戦した旭川志峯高校に超失礼なこと。まあ今後、どの様な処分が下るか分からないけど、来年の選抜は勿論のこと、来年の夏の甲子園もアウトになるかもしれませんね。
3、ここに至るまでがあまりに遅すぎます。そしてここの堀校長が広島の高野連の副会長だったということで高野連の判断に忖度が働いたということが無いのかどうか、きちんと調べるべきだと思う。いじめや暴行に加担した教員は刑事事件として立件されるべきでしょう。野球部が甲子園に出場するかどうかより、犯罪者がきちんと法で裁かれるかどうかの方が重要だと思います。
堀校長の責任は非常に重いと思います。
4、野球部の次はバスケ部もって話でネット民は盛り上がってるようですね。バスケ部はスポーツ推薦の生徒が加害者で甘々の処置で今でも学校に通っており被害者は痛々しい傷が残ってるとの報告でした。学校全体で体罰や生徒間の暴力が日常化してたと思われても仕方ない状況。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/787288720b499bc85b964a484021ad36638e4196,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]