日本維新の会は、2025年7月の参院選で7議席を獲得したものの、他党に大きく差をつけられました。これを受けて、党内で執行部の刷新が行われ、吉村洋文代表が続投することが決定。しかし、党勢の低迷を受け、維新は再度「大阪都構想」の推進を検討し始めました。過去に2度否決された「都構想」に対して、吉村代表は再度挑戦する意欲を示しています。
特に維新の支持層の間で「都構想」の賛成意見が多く、党としてはこれを党勢回復の手段と見なしている模様です。また、維新の国会議員は「副首都構想」を実現するために連立入りを視野に入れており、党内外で議論が加熱しています。この状況を受け、維新の未来には大きな決断を迫られる局面が続いています。
維新が直面しているのは、過去の失敗を繰り返さないという決意と、政治的な立場を再構築する難しさです。特に、大阪都構想を進めることが党の回復のために不可欠である一方、その道が党の消滅を招く危険性も孕んでいることを理解するべきです。
政治家としての誠実さと結果の責任を求められる中、維新はこれ以上の政治的空回りを避けるために、「大阪都構想」に代わる新しいビジョンを提示し、真剣に議論を始めるべきです。政治を変えることが望まれる時期には、過去にこだわらず、未来を見据えた新たな改革案が必要です。改革は大胆であれ、ただし現実的でなければならない。
ネットからのコメント
1、まず大阪が副首都とするのは大阪の住民投票だけでは難しいでしょう。色んな日本の都市も副首都に声を上げてくるだろうしそれこそ国民投票で決めなければならないと思います。あと大坂都構想ですがこれは大阪だけで住民投票で良いと思いますが既に2回否決され3回目は無いと断言していたにも関わらずもし3回目も大阪府民に民意を問うのはいかかがなものかと思います。
もし3回目否決されたとしたらまた4回目は無いと断言して数年後維新ならば4回目もあると思ってしまいます。結局維新の会は都構想可決されるまで何年も何十年もしつこく住民投票を続けるのでは?という恐怖にかられますよ。
2、維新は参院選で大阪・京都以外の選挙区で全滅し、比例票も大幅に減少しました。その一因として、国政政党でありながら政策の多くが大阪副首都構想や大阪都構想など、大阪中心のテーマに偏っていることが挙げられるのではないでしょうか。全国政党としての視野や全国的課題への対応が十分に示されず、地方色が強すぎる印象を与えた結果、関西以外の有権者から支持を得られなかったと思います。
3、大阪都構想に対する3回目の住民投票は許されないと思う。 そんなことをしたら、大阪都構想が可決されるまで莫大な税金を使う住民投票が何度も行われるのなら、賛成に投じて住民東京を今回限りにしてもらおう、という意味で賛成投票する人もかなり出てくるだろう。 そういうことをするのは、民主的決定ではなく、ゴリ押し、と呼ぶべき。 それより大阪空港(伊丹空港)を廃止して、跡地を利用して副首都に相応しい場所にする方が遥かに建設的と言える。
4、大阪都構想は大阪市と大阪府の問題だから住民投票で決めればいいが、副首都構想は日本全体の問題だから国民投票で決めるべきだろう。大阪以外の都市も名乗りを挙げることになるのではないか。或いは道州制導入、県の廃止など中央と地方の行政の在り方まで議論することになる必要があるのかもしれない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a043ce2631befe5509fdc5ee7e578bab0ff2fe32,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]