事件概要:1984年11月、大阪市中央区で大阪産業大学高校の1年生Cくん(16歳)の水死体が発見された。遺体は半裸で、頭部を金槌で滅多打ちにされ、左目を釘抜きでえぐられていた。犯人はCくんの同級生AとB(共に16歳)。彼らは長期間にわたるCくんからの陰湿ないじめに耐えきれず、復讐を果たすことを決意した。AとBはCくんを誘い出し、公園で暴行を加えた後、遺体を大川に投げ込んだ。
事件発覚後、AとBは逮捕され、少年院に送致されたが、学校側の対応は問題視され、いじめを放置したとして教師6人が処分を受けた。
コメント:この事件は、教育現場における深刻な問題を浮き彫りにした。いじめを軽視し、被害者の声を無視した学校側の対応は、信じられないほど無責任である。加害者の行為は許しがたく、復讐に至る背景には、教育機関としての機能不全が大きく関わっている。いじめが発覚した段階で適切な対応がなされていれば、悲劇は避けられたかもしれない。いじめ問題を未然に防ぐためには、教師と生徒の関係を見直し、早期発見・早期対応を徹底することが求められる。さらに、学校内でのメンタルヘルス支援を強化し、いじめを根本から根絶するための取り組みが不可欠だ。
ネットからのコメント
1、AとBの気持ちがわかります仕返ししなきゃ、おさまらなかったんでしょうねあたしも小学生の頃に、クラスのリーダーに散々イジメられたけど、高学年になり、身体も一回り以上大きくなり空手も習い出したら、イジメてた奴が避けるようになりましたねもし、イジメが続いてたら、倍返しじゃ済まなかったと思いますね
2、昭和の時代だから起こった事…ではなく、平成〜令和も似たような事件は相変わらず起きている。世界史だの数学、古典だの教える事は多々あるが、その前に人間性を学ぶ時間をもっと取った方が良いし、こういう話を小学生から高校生までは繰り返し読み聞かせ、考えさせた方が良い。他人にはバレない陰湿なイジメ、イジメへの復讐、生徒を信じない先生、どれも良くない事だが、現実に起こった出来事。また先生は生徒を信じろとは言わないが、事実を把握する努力は怠らないようにしてほしい。生徒側は、やられたら嫌だと思う事を他人にしない想像性と優しさを持って欲しい。それだけでだいぶ違う世の中になる。
3、大人が頼れないならこうなる。いじめを受けた側が処罰されるのに違和感があるが法治国家であるから処罰されないと体系が崩れる。殺害された側は、どういう風になった?教職員の処分は、軽すぎる。いじめをしている奴が親親戚の前では、優等生なんてある。
4、いじねられていた事実がはっきりして、教師たちも一応は処分されて良かったです。日本各地では「いじめはなかった」とか「いじめが殺人の理由ではない」などとすっとぼける教師、教育委員会が大勢います。
今回の甲子園出場高校も、もっと事実を掘り下げてみんなが納得するようになるといいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5eaa1d01e86e8b301ca975f3db2b128ce249ae52,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]