ルーブル美術館は、2023年10月14日から外国人観光客に対する入館料を4割以上引き上げ、22ユーロから約5900円に設定しました。この決定は、年間最大2000万ユーロの増収を目的としており、老朽化対策や「モナリザ」専用展示室の設置など大規模改修に充てられる予定です。また、フランスでは同日からベルサイユ宮殿や凱旋門でも「二重価格」制度が導入され、ヨーロッパの住民と外国人観光客の料金が区別されるようになりました。東京の観光客からは、タイミングが悪いとの声や、修復や警備に費用がかかるため、値上げも理解できるとの意見が聞かれています。

この「二重価格」制度の導入には批判の声も上がる可能性があります。まず、美術館が彼らの金融策として外国人観光客をターゲットにしていることが明らかです。観光業はしばしば国際交流と文化の普及に寄与すべきものですが、入館料の値上げはその理念に矛盾します。
この政策は、非ヨーロッパ人に不利な扱いをする制度的な問題を露呈しています。公平性を保つためには、国籍に関わらず同一料金を設定し、文化遺産が世界中から訪れる人々に平等に楽しめる場であるべきです。加えて、値上げによる収益を透明性のある形で公開し、どの程度改修に貢献しているのかを明示することが求められます。最終的に、文化財保護とアクセスのバランスを見直すことで、観光業の持続可能な発展を実現できるでしょう。
ネットからのコメント
1、この前日本のラーメン屋で二重価格で販売したら中国人がトラブル起こして二重価格による賛否が起きているという記事を見たけど、やはりラーメン屋がおかしいのではなく世界で見た時に二重価格はスタンダードなんだな。特にヨーロッパ人はこうした制度取り入れてるから日本で商売やってる人達は円安でどんどん外国人が来るし二重価格を取り入れて売上取って、日本人は安く外国人は高くして欲しい。
2、日本でも、市立博物館なんかは、市民か市民でないかで値段が違うのは当たり前。市の税金で運営しているのだから当然。
一歩進めて、国立や私営でも二重価格の導入には賛成できる。
3、外人を高くしてるのではなく、市民県民国民(運営母体への納税者)を安くすると言う理屈なら通る話かと。オーバーツーリズム防止の観点からも、観光客の多い公共施設はこうなる方向性で良いのではないかな
4、ルーブル美術館は何度も見学しているけど、はっきりいってあれで5900円は安いと断言できる。それだけ払う価値は間違いなくあるし、美術鑑賞や歴史が好きな人ならば充分お釣りがくるほど充実した展示品が揃っている。二重価格にしても表向きはフランス人は値引きという体にしてしまえば角も立たない。老朽化対策やセキュリティ強化も急務だし、値上げは大賛成。日本のミュージアムも参考にすべきだと思うよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f5770407d61440cc405e72e8abcfbcba014b4c4e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]