トランプ米大統領は18日、ロシアのプーチン大統領との終戦交渉が自身の功績であると自信を示した。この日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、領土の一部を放棄することで米国とNATOからの安全保障を受ける内容の協議案を公開。多国間会談で、プーチンがウクライナに対する西側の安全保障を受け入れることに同意したと発言。
また、ウクライナ戦争は自身が解決する最後の戦争と述べた。この発言は「ホットマイク」で収録され、多くの欧州首脳から賛辞を受けたが、ニューヨーク・タイムズはその評価を皮肉交じりに批判した。
トランプ大統領の決断力が評価される一方、ウクライナの領土放棄を含む和平提案には多くの異議がある。まず、領土の譲渡という形で終戦を目指すことは、ウクライナの自決権を侵害するものであり、国際法に反するリスクを孕んでいる。さらに、ノーベル平和賞を自らが望む結果として交渉を推進したことは、個人的な栄誉が先行し、実際の和平促進に対する真剣さが疑われかねない。解決策としては、第一にウクライナの意志を尊重する中立的な国際調査団による状況評価を行うべきだ。第二に、交渉過程に透明性を持たせ、各国の意見を均等に反映させるシステムを構築することが必要だ。
最後に、国際社会が一致団結し、戦争の根本原因に立ち向かう意思を示すことで、地域の安定を確保する手段を探ることが求められる。価値観の対比は、自己利益と国際平和の両立がいかに複雑であるかを示しており、この問題への迅速かつ公正な対応が求められる。
ネットからのコメント
1、ウクライナが核放棄した時の『ブダペスト覚書』では、アメリカ・イギリス・ロシアの核保有3ヶ国が安全を保障することになっていたのに、ロシアがウクライナに侵攻し、アメリカ・イギリスも直接的な介入を行っていない現状を見ると、トランプ大統領の『NATO5条方式』は無意味なのではないでしょうか?
2、プーチンはしたたかな人間です。 トランプが相手になるような人間ではないと考えます。 トランプはただ単に 目先のことを考えてるだけであり プーチンはこれから先も 自分の 政権維持を目論見 有利な立場で交渉を進めていくことは明らかです。ゼレンスキーもこれ以上のウクライナとしての被害が国民感情を抑えることができなくなっているとも考えられます。 EU 自体も政治不安定のために ウクライナ 支援 というものが難しくなってくるのは目に見えてきています。
そう考えていけば ゼレンスキーが停戦 もしくは 何のを選択を迫られるのは仕方ないのいかと思います
3、トランプはプーチンとの会見で、「2020年の大統領選挙では不正が行われた。貴方は勝っていた」と言われたとインタビューで答えていましたね。「大統領選挙での不正と敗北」はトランプにとってトラウマだから、プーチンがうまく利用したのだと思います。「俺は間違ってなかった、勝っていたんだ。プーチン、ありがとう」と感動し、プーチンの要求を丸呑みしたのでしょう。浅く愚かな男だと思います。もっとも、プーチンは元KGBだから人の心をつかみ自在に操る術に長けています。不動産屋が太刀打ちできる相手ではありません。
4、プーチンにおだて上げられて‥有頂天になってロシアの要求丸呑み‥国際法違反を認定されているプーチンの言いなりになっている人間に、ノーベル委員会が平和賞を与えるような甘い話があるはずがない。ウクライナへの侵略を許さず、クリミアも元通りウクライナに戻すぐらいの交渉ができれば話は別だが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/347a52bad155464ebcf2451ef6fc6d1b58270786,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]