野球の競技人口は減少し続けており、特に学童野球や高校野球の参加人数が大きく減少しています。2010年から2022年にかけて、学童野球チーム数は1万4824から8680に減少し、競技人口は162万人から102万人に縮小しました。少子化も影響していますが、野球を選ばない理由として、親の経済的・時間的負担が挙げられています。野球はユニフォームや用具が多く、初心者が始めるには高いハードルがあります。
さらに、親の覚悟が必要とされ、ボランティア活動や送迎など、親の関与が深く求められます。また、チーム内での人間関係や慣習の問題が、子供の野球離れを加速させています。
子供たちが野球を避ける背景には、親の負担が大きく影響しています。特に、チーム内での役割や人間関係の複雑さが、親にとって大きなストレス源となっています。これは、親同士の上下関係が強まったり、過剰なルールが生じたりすることによって、親が精神的に疲弊するからです。監督やコーチとの関係、さらにはチーム内での他の親との衝突も問題です。野球に取り組む親たちの覚悟が求められ、経済的にも大きな負担がかかるため、子供が野球をやめてしまうケースが増えているのです。
ネットからのコメント
1、昔は、ほとんどの男の子は野球帽を被り、空き地などでキャッチボールや三角ベースボールに興じていて、その中で野球の上手い子が少年野球チームに入ることも普通なことだった子供にとってのスポーツは楽しく遊ぶもののひとつで、その比率が大きかったしかし、今はゲームやパソコンなど遊ぶ対象も比率も増えてきて、子供のスポーツがいつからか大人になって稼ぐためのものに変容してきたように感じる子供の時に真剣に何かに取り組むことも必要だとは思うが、友達と気安く遊ぶものとしてのスポーツもありだと思います
2、自分が子どもの時に入っていた学童野球クラブの練習を目にする機会があった。びっくりしたのが練習を観戦する親たちとお茶当番の存在。自分たちの頃のコーチは社会人野球を経験したザ昭和な怖い中年男性だったんだけど、練習を見に来る親なんていなかったし、もちろんお茶当番なんていなかった。今は野球経験者の30代のOBや保護者の方がコーチをされているようで、厳しさはそれほど変わらないけれど怖い感じは無くなっていて、初心者や女の子も一緒に練習出来るような配慮もあって、児童にとっては野球を始める壁も低く誰でも頑張れる雰囲気を感じた。でも昔は居なかった当番がいて、試合での送迎も割り振って分担している様子。いつからかは分からないけど、記事のとおりコーチからではなくて保護者たちから始めたものらしい。問題は野球の昭和体質よりも一部の保護者側の野球に対する意識、思い入れのような気がします。
3、野球は本当に大好きだし、面白いんだけど、とにかく野球の世界は昭和…。子どももやってたけど、本当に全てが昭和。習い事とは違う。
他の競技でも送迎などはあるだろうが、それとは別に親の当番とかもあって、子どもにやらせるにはハードルが高いというか…親側の負担が大きすぎる
4、少し話はずれますが、出不精だった小3の息子が最近、野球に興味を持ち始め、近所の公園でカラーバットとゴムボールで遊び出したんですが、すぐに「野球禁止」の看板が立って、また出不精に。どこの公園も禁止看板だらけで、都内では子どもが自由に遊べる場所が本当に少ないと感じます。うちの子のレベルじゃ当たっても飛ばないし、少しくらいは大目に見てほしい。いきなり野球チームに入れるほどでもなく、公園遊びから興味を深めてほしかっただけなんです。私の子ども時代は隣の家の壁に壁当てして怒られながらも、今となれば良い思い出です。今の子たち、どこで遊べばいいのか。。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3cbc8786fb56aea8eb8cd89ef852fc4e7b948bbc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]